どうしてハイフ(HIFU)で火傷をしてしまうの? 副作用やトラブルを防ぐ7つのポイント

公開日:2022/08/01 更新日:2022/08/03

どうしてハイフ(HIFU)で火傷をしてしまうの? 副作用やトラブルを防ぐ7つのポイント

ハイフ(HIFU)は、リフトアップやたるみ改善を目的に施術を受ける方が多い人気の施術です。ハイフの施術では副作用として顔の腫れや赤みだけではなく、火傷のリスクがあります。今回はハイフの施術でなぜ火傷をしてしまう危険があるのか、また副作用やトラブルを防ぐためのポイントを解説していきます。

ハイフで火傷をしてしまう原因

ハイフで火傷をしてしまう原因は、ハイフの仕組みにあります。ハイフはそもそもハイフのマシンを用いて皮膚の土台であるSMAS筋膜に、超音波で熱を照射する施術です。皮膚ではなく筋膜を刺激することで、筋膜の引き締めやコラーゲンやエラスチンの生成を促し、リフトアップ、肌のハリや美肌効果などが期待できます。

皮膚ではなく筋膜に超音波を照射しているのに、「どうして表面の皮膚が火傷してしまうの?」と疑問に思う方も居るかもしれません。実際のところ、ハイフで火傷をしてしまうケースは、そこまで多くはないです。とはいえ、いくつかの原因が組み合わさることで、ミミズ腫れのような火傷を起こしてしまうケースも稀に存在します。

ハイフで火傷をしてしまう主な原因は、超音波の反射です。そもそもハイフの超音波エネルギーは、適切でない出力パワーで照射をしてしまうと、多すぎる分は跳ね返ってきて皮膚に熱ダメージを与えてしまいます。一部のエネルギーは筋膜や骨に届くものの、強くしたからといって効果が増幅するわけではないのです。

施術箇所や、施術の角度にも注意が必要です。例えばハイフのカートリッジは、筋膜に照射するために肌に対して斜めに当てるのが正しい施術なのですが、これを垂直に当てて照射してしまった場合は火傷のリスクが高まります。先ほどご説明したように、超音波の反射が強く生じてしまい、骨の反射によるエネルギーで火傷を負ってしまう可能性があります。

あってはならないことですが、間違った施術による火傷は、技量が足りない施術者が行った結果起きてしまうものです。そのためハイフの施術を受ける際は、正しい知識を持った医療従事者による施術を選ぶことをおすすめします。

火傷以外のハイフの副作用

ハイフの施術では火傷以外にも下記のような副作用が出る場合があります。

・乾燥
・赤み
・腫れ
・むくみ
・神経損傷

それぞれ理由とともに解説していきます。

乾燥

ハイフの施術では熱を照射した部分の肌が乾燥する副作用があります。そのため、施術後は特に保湿を念入りに行う必要があります。乾燥した部位の日焼けにも注意する必要があるため、日傘や帽子などで日焼け対策を行うようにしましょう。

赤み

ハイフの施術を受けた箇所に赤みが出現する場合があります。大体は当日~数日で引くようなほんのりとした赤みです。しかし高い出力パワーで照射したり、もともと赤みが出やすい方へ照射したりした場合は赤みが長引く場合もあります。

腫れ

ハイフの施術を受けた箇所が腫れる場合があります。腫れは軽度で落ち着く方が多いですが、人によっては長引く方もいます。腫れが強い場合はその箇所を冷やすと効果的です。万が一長引いたり、痛みがあったりする場合は、すぐにクリニックへ相談しましょう。

むくみ

ハイフの施術の効果は個人差があり、効果の出現時期も異なります。施術後はむくみが生じる場合もあり、そのために施術の効果を実感しづらくなってしまう方もいます。施術から一カ月程度が経過すると、ハイフによるむくみも徐々に引いてくるはずです。

神経損傷

繰り返しになりますが、ハイフの施術では適切な箇所や適切な出力パワーで照射することが重要です。万が一誤った施術を受けてしまうと、最悪の場合は顔の周りの神経を損傷するリスクがあります。施術後に異状がある場合は必ず、すぐにクリニックへ相談してください。

ハイフの副作用やトラブルを防ぐ7つのポイント

次に、ハイフの副作用やトラブルを防ぐためのポイントとして、下記の7点をご紹介します。

・医療機関で施術を受ける
・アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶ
・ハイフの症例数が豊富な医師に施術してもらう
・施術前後の注意事項を守る
・アフターケアをしっかりと行う
・適切な間隔で施術を受ける
・金額だけで選ばない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

医療機関で施術を受ける

ハイフは本来、医療機器です。がん治療などに用いられている機器であり、疾患の治療に使用する場合は、医療従事者が施術を行うことが義務づけられています。

一方で美容ハイフとして扱うハイフの機器は、身体への医療機器的な作用がない範囲に出力を調整しています。そのためハイフの施術を行っているエステサロン等も存在し、医療資格がなくても施術を行えるのです。

先述の通りハイフは間違った使い方による火傷などのリスクがあることから、できるだけ、剖学的構造を理解している医師や看護師が在籍している病院やクリニックで受けることをおすすめします。

アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶ

ハイフの施術にはさまざまなリスクが伴います。もしも副作用が起きてしまった場合のために、アフターフォローが充実している病院やクリニックを選ぶと良いでしょう。

事前のカウンセリングの段階から、術後のケアについて不安な点や疑問点をしっかりと解消して、必要に応じて保湿剤などの処方や術後の過ごし方を指導してくれるようなクリニックがおすすめです。万が一の場合の問合せ先や、施設内で緊急での診察が可能かどうかも確認しておくと良いです。

ハイフの症例数が豊富な医師に施術してもらう

ハイフは施術する人の技量によって、施術後の効果や副作用の程度が変わってきます。そのため、経験豊富な医師による施術を受けるのが良いでしょう。その医師が実際に体験したさまざまな症例の知識をもとに、副作用を考慮しながら照射してもらえるはずです。

ホームページやSNSなどで症例を公開している医師もいるため、事前に調べてから施術を受ける場所を決めるのも一つの手です。

施術前後の注意事項を守る

ハイフの施術を行う前後には注意事項があります。

ハイフの施術を行う前には、揚げ物や体を冷やす食べ物など、体に負荷がかかるような食べ物を食べないようにしましょう。食べ過ぎると消化不良になることもあるため、少し空腹を満たすくらいの食事が目安です。飲み物も、施術後の代謝を下げないために、冷たいものを飲まないようにしましょう。肝臓の代謝を悪くしないためにもアルコールは前日から控えてください。

ハイフの施術後すぐも、同様の理由で一定時間食事を控えることをおすすめします。施術後のアルコールについては、少なくとも当日は控えましょう。血流が良くなり赤みや腫れなどの副作用が強く出現するだけではなく、肝臓の代謝が悪くなるため、フェイスラインの脂肪分解が進みづらくなってしまいます。

その他施術後当日の運動やマッサージも、副作用が強くでたり、筋膜にダメージを与えたりするリスクがあるため控えましょう。これらの注意事項を守ることで、副作用やトラブルを防ぎやすくなるはずです。

アフターケアをしっかりと行う

ハイフの施術後は肌がデリケートな状態になっており、さまざまな副作用のリスクがあるため、アフターケアが大切です。主なアフターケアには、下記の3つがあります。

・乾燥のリスクに備えるために肌の保湿をする
・乾燥した肌を荒れさせないために日焼け対策を行う
・肌を刺激しないためにスキンケアに気を付ける

なお洗顔をする際はゴシゴシとこすらず、泡で洗うようにしてください。熱いお湯や冷たい水ではなく、ぬるま湯にすることで、肌への刺激をより少なくすることができます。

また体に取り入れるものにも配慮してください。
・顔のむくみを防ぐために、しっかり水分を摂取する
・暴飲暴食をしない
といった対策もハイフの効果を高め、体への負担を減らすために必要なアフターケアといえます。

適切な間隔で施術を受ける

ハイフの施術は1度でも効果を感じやすいといわれていますが、繰り返し施術を受けることで、さらに効果を感じられる施術でもあります。そのため、定期的に施術を受ける方も多いです。

ハイフを繰り返す場合、適切な間隔で施術を受けなければ肌にダメージを与えてしまい、強く副作用が出現する要因の一つとなってしまいます。そのため施術と施術の間は、一定の期間を空けなければなりません。

2回目以降の施術を受けるタイミングは、病院やクリニックに相談の上決めるようにししてください。例えば表参道スキンクリニックの場合は、理想的な間隔として、3カ月から6カ月に1度の施術をおすすめしています。

金額だけで選ばない

ハイフの施術における金額は幅広く、医療ハイフと美容ハイフでも金額は大きく異なります。しかし万が一の副作用やトラブルのことを考えると、安易に「安いから」という理由で選ぶのではなく、ここまでにご紹介したポイントをしっかりと押さえられているか確認しておく必要があります。金額だけで選ばないように気を付けましょう。

ハイフの施術後に気になる症状が現れたらどうすれば良い?

もしもハイフの施術後に副作用やトラブルが現れたら、まずは施術を受けた病院やクリニックへ相談してください。医師の診察と処置を受け、必要に応じて薬の処方や、対処方法の指導などを受けられるでしょう。

病院やクリニックではなく、エステサロンなどでハイフを受けた場合は、基本的にその施設には医師が在中していません。副作用やトラブルが見られたら、提携病院や紹介してもらえる病院がある場合は、そこを案内してもらいましょう。もしくはかかりつけの皮膚科や神経内科などを受診してください。

まとめ

ハイフは比較的副作用やダウンタイムの少ない美容施術ですが、確率は低いものの、火傷をはじめとしたさまざまなリスクが存在しています。そのため、リスクを知った上で施術を受けるようにしてください。リスクやアフターケアのことを考えて、知識と経験の豊富な医師による施術を選ぶのがおすすめです。

表参道スキンクリニックでは皮膚の解剖学を熟知した医師が、副作用に配慮しながら、適切な部位へ適切なパワーで照射を行います。リスクを抑えつつ効果を出せるよう、事前に肌の状態と悩みを確認した上でオーダーメイドのメニューを作成、施術を行っています。

火傷をはじめとしたトラブルが心配で施術を受けるか悩んでいる方は、まずは気になるクリニックのカウンセリングを受けてみてください。当院の場合は、メール相談や電話相談からお問い合わせいただけます。ご不安な点や疑問点について、ぜひお気軽にご連絡ください。

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