ハイフ(HIFU)の施術中に感じるのはどんな痛み? 痛みが強いほど高い効果を得られるって本当?

公開日:2022/08/01 更新日:2022/08/03

ハイフ(HIFU)の施術中に感じるのはどんな痛み? 痛みが強いほど高い効果を得られるって本当?

ハイフ(HIFU)は、リフトアップやたるみ改善を目的に施術を受ける方が多い人気の施術です。ハイフの施術では施術時に痛みを感じますが、痛みと言ってもどのような痛みなのか想像できない方も多いのではないでしょうか。また痛みが強ければ強いほど、高い効果を得られるという噂もあるようです。

本記事ではハイフの施術時の痛みや、痛みの強さと効果との関係について解説していきます。

ハイフの施術中に感じるのはどんな痛み?

ハイフの施術中に感じる痛みは、大きく下記の2つの痛みがあります。

・皮膚の痛み
・骨に響く痛み
それぞれの痛みが発生する仕組みを解説します。

皮膚の痛み

ハイフの施術では、皮膚にハイフの機器を直接当てて熱を照射し、肌をひきしめます。顔への施術の場合、表情筋を覆っているSMAS筋膜に直接作用し、コラーゲンを生成。その過程で肌の内部に熱が加わり、痛みを感じます。「皮膚の表面を針でチクチク刺すような感覚」と表現する方もいます。

痛み自体は、適切な出力で行えば多くの方が我慢できるレベルですが、痛みに敏感だったり恐怖を感じたりする方は、麻酔クリームなどで痛みを抑えることもできます。クリニックへ事前に相談しておくと良いでしょう。

骨に響く痛み

ハイフでは骨に響くような痛みも出現します。先述のとおり顔へのハイフはSMAS筋膜を狙って照射していきますが、SMAS筋膜が吸収しきれなかった超音波は骨まで伝わり、痛みが発生します。超音波が骨そのものに響いているわけではなく、骨の表面にある神経に超音波が触れることで痛みが起きるため、実際は神経の痛みにあたります。

骨に近い部位や脂肪が少ない部位への照射は、痛みが伝わりやすいです。「ズーンとする痛み」「ジーンと響くような痛み」などと表現され、この傷みは残念ながら麻酔クリームでは防ぐことができません。もし初めての施術で痛みへの不安が強いなら、事前に医師へ相談し、最初はハイフの出力を下げてもらっても良いかもしれません。

ハイフの痛みの強弱に影響する要素

ハイフの施術では、施術時の痛みの強弱に影響する要素があります。下記の3つです。

・照射する層(深さ)
・出力
・部位

それぞれ解説していきます。

照射する層(深さ)

痛みには照射する層(深さ)が影響してきます。ハイフを照射する深さは、ハイフの機器で使用されるカートリッジによって変わります。カートリッジは患者様の肌に当たる部分のパーツのことで1.5mm、3.0mm、4.5mmなどの種類があり、それぞれ照射部位や求める効果によって使い分けて使用していくものです。カートリッジによって、さまざまな深さへの照射が可能になっています。

例えば4.5mmのカートリッジを使用することで深層への照射が可能になり、コラーゲンの破壊・再生が促され、肌にハリをもたらす効果が期待できます。肌へのハリや美肌効果を求めて深層への照射を求める方は多いです。しかし深層へ照射することで骨に超音波が届きやすくなるため、骨に響くような痛みを強く感じやすいです。

また、1.5mmのカートリッジは目元のちりめんジワや毛穴などの、表面部分へのアプローチをしていきます。そのため骨に響くような痛みは4.5mmのカートリッジと比べると少ないです。

出力

ハイフの機器の出力は、痛みの強弱と関わってきます。出力と強弱は直結しているため、出力が高いほど痛みは強くなり、出力が弱いほど痛みは少なくなります。ただし出力が高いからといって効果が必ず出るわけではなく、むしろ過度な出力にすることでで、火傷やむくみなどの副作用が強く出現するリスクもあります。医師との事前のカウンセリングで、求める効果や肌の状態を確認しながら、適した出力を決めていくのが良いでしょう。

部位

施術部位の皮膚が薄かったり皮下の脂肪が少なかったりすると、痛みを感じやすく、後ほどご紹介する火傷などの副作用のリスクも高くなります。そのためハイフの施術を行う前には、施術を行いたい部位の皮膚の状態を確認します。そもそもあまり皮下脂肪がない方には、ハイフ自体がおすすめできません。

ハイフを行うにあたって骨との距離が近い部位や、もともと皮膚が薄い箇所は、痛みが他の部位より強く出てしまうものだと理解しておきましょう。

痛みの感じ方には個人差がある

痛みの感じ方には個人差があります。もともとの顔の脂肪の量や、痛みに敏感な方、施術を行う危機や医師の技量など、さまざまな要因でハイフの痛みの感じ方は変わってきます。そのため、インターネットや口コミなどで「あまり痛くなかった」という意見を見て施術を受けても、実際は強い痛みを感じるケースも考えられるでしょう。痛みには個人差があることを理解して施術を受けるようにしてください。

痛みが強いほど高い効果を得られるって本当?

例えば機器・医師・患者様・部位といった各条件が全く同じ場合、照射パワーのみを強くすると、原理として痛みが強い方が高い効果は感じられるといえます。

しかし先述の通り、ハイフでの痛みの程度には個人差があります。同じ照射パワーであってもそれぞれ皮膚の脂肪の量が違うため、施術を受ける人、または部位によっては痛みを強く感じてしまうでしょう。痛みが起きる条件はさまざまで、ハイフの機器が違うことで痛みが強くなることもあり得ます。実際には、必ずしも痛みが強いほど高い効果を得られるとは言えないでしょう。

ハイフの施術時の痛みを抑える方法

ハイフの施術は痛みを感じるものではありますが、なるべく痛みは抑えていきたいものです。次にハイフの施術時の痛みを抑える方法を紹介します。
方法として、下記の4つが挙げられます。

・痛みに配慮した機種を選ぶ
・ハイフの症例数が豊富な医師に施術してもらう
・出力を下げてもらう
・麻酔を使用してもらう

それぞれ解説していきます。

痛みに配慮した機種を選ぶ

ハイフの施術に使われる機器には種類があります。表参道スキンクリニックで使用している機器はウルトラセル2とウルトラセルQプラスです。

ウルトラセル2は従来の機器がより高性能になった機種であり、1ショットにかかる時間が4.5秒から1.5秒へ短縮、施術時間も30分から10分に短くなっています。時間が短くなることで体感する痛みも減っています。

ウルトラセルQプラスは、複数のカートリッジを使用することで狭い範囲の領域への照射が可能となり、細かい要望に応えられる機種です。ウルトラセルQプラスも他の機種と比較すると痛みは少ない機種になっています。

他に存在する機種としては下記の表のものがあります。

名称 ウルトラセル ウルセラ ウルトラフォーマーIII ソノクイーン
対応範囲 高周波治療も可能 超音波の範囲が狭くかかる熱パワーが強い カートリッジの種類が多く汎用性が高い 目の下や眉下などの微細な部分へ施術を行う
痛み ウルトラセルQプラスより時間がかかり痛みが強い 痛みが強い 痛みは弱い(部位による) ウルトラセル2と同等に痛みは弱い

ウルトラセルの痛みを改良したものが、ウルトラセル2とウルトラセルQプラスにあたります。

ハイフの症例数が豊富な医師に施術してもらう

ハイフは施術者の技量によっても痛みや効果の出方が変わってきます。皮膚の解剖学的構造を理解した経験豊富な医師に施術してもらうことで、効果が期待でき、かつ、痛みを抑えた施術を受けられるはずです。

事前にWebサイトなどを確認し、医師の経歴やハイフの症例数を見ておくのもおすすめ。数だけではなくWebサイトなどで公開されている症例写真をチェックしたり、クリニックで症例写真を見せてもらったりすると、術後のイメージがついてなお良いです。理想のイメージを医師に伝える良い機会にもなるでしょう。

表参道スキンクリニックでは医師が皮膚の解剖学的構造の知見を生かして、副作用に配慮しながらより高い効果が期待できる施術を追及しています。診察で肌の状態を見た上で、医師の豊富な経験により、可能な限り患者様の理想や希望に近い施術をご提案します。

出力を下げてもらう

出力が高ければ痛みも伴って強くなっていきます。出力が高すぎると、その影響でむくみや赤みなどの強い副作用が出現する可能性もあるでしょう。出力を下げてもらい、無理せずに適切なパワーで施術を受けることが、痛みの抑制につながります。

麻酔を使用してもらう

ハイフの施術では麻酔が使用可能です。冒頭でご紹介した2つの痛みのうちの1つ、皮膚表面のピリピリと刺すような傷みは、麻酔クリームによって緩和できます。そのため、痛みが不安な方は主治医へ相談し、麻酔を使用してもらうようにしましょう。

また笑気麻酔が利用できるクリニックもあります。笑気麻酔は器具を使って鼻から笑気ガスを吸う麻酔で、お酒に酔ったようなフワッとした感覚になり、施術中の痛みを緩和できます。麻酔クリームなどと併用できる場合もあるため、痛みを恐れて施術を悩んでいる方は、笑気麻酔が使用可能なクリニックへ相談してみることをおすすめします。笑気麻酔には緊張を和らげる効果もあると言われているので、不安な気持ちをリラックスさせてくれるでしょう。

市販の痛み止めの服用はNG

ハイフで術後の痛みを抑えようと、市販の痛み止めを服用しようと考える方がいます。しかし自分の判断で市販の内服薬を飲むのではなく、必ず施術前に痛みが不安であることを医師に相談しましょう。クリニックによっては、鎮静剤を処方してもらえるケースもあります。

施術後の痛みはいつまで続く?

ハイフの施術による痛みは原則、日常生活に影響をもたらすほどではありません。痛みには個人差がありますが、一般的には熱を持ったり、筋膜にアプローチするため筋肉痛のような痛みが続いたりする程度です。

数週間ほどは痛みが続くものの、1カ月程度で消失していくといわれています。もしも、1カ月以上痛みが続いたり、痛みが強すぎると感じたりする場合は、施術を受けたクリニックへすぐに相談するようにしてください。

痛み以外のダウンタイム中の症状や副作用

ハイフの施術を受けた後には、痛み以外にもダウンタイム中の症状や副作用があります。主に下記の7つが代表的な症状や副作用です。

・乾燥
・赤み
・腫れ
・むくみ
・火傷
・神経損傷
・頬こけ

それぞれの症状や副作用について解説していきます。

乾燥

ハイフの施術によっては熱を照射された部位は、日焼けのように一時的に乾燥します。そのため欠かさず保湿ケアを行っていきましょう。ハイフの施術を行う顔の周囲は、もともと日焼けしやすい箇所でもあります。ハイフを行い乾燥した場所が日焼けすると、色素沈着を起こしてしまう可能性が高いため、日傘や日よけの帽子などで日焼けしないようにしましょう。洗顔を行う際も熱いお湯を使わずにぬるま湯にして、洗顔料の泡で洗顔を行うようにすると、肌に刺激を極力与えずに洗顔できます。

赤み

ハイフの施術時に熱を照射した部位の赤みは、数日間持続する場合があります。赤みがどの程度持続するかは個人差があり、もともと赤みが肌に残りやすい方は長引く傾向があります。普通はメイクなどで隠せる程度、かつ、徐々に落ち着いていくため、特に心配する必要はありません。

ただし施術後に激しい運動をしたり、長時間の入浴をしたりしてしまうと、血行が良くなることが赤みを長引かせる要因になってしまいます。運動や入浴はしばらく控えめにしましょう。

腫れ

ハイフの施術箇所は、術後、腫れる場合があります。腫れる程度や部位は個人差がありますが、出力が高い場合に強い腫れがでやすいと言われています。腫れも時間の経過とともに落ち着いていくため、外出したり人に会ったりする際にもし気になるようであれば、マスクで隠すなどして対応しましょう。

むくみ

ハイフの施術後にはむくみが出現する場合もあります。むくみは施術直後が一番強く、高出力であった場合に特に強く出現します。むくみも時間の経過とともに、分解した脂肪や老廃物が排出される過程で落ち着いていくため、経過を見て過ごしましょう。

火傷

非常に稀な話ですが、ハイフの施術をした箇所を火傷することがあります。骨に近い部分への照射を行う際に、熱が肌に伝わりやすくなった結果、火傷や水ぶくれのような症状が出現します。クリニックに相談して、適切な軟膏塗布や処置を受けましょう。

神経損傷

こちらも非常に稀なケースですが、ハイフに神経損傷のリスクがあります。高すぎるパワーで照射したり、適切ではない部位へ照射したりしてしまうことが原因となります。他の症状よりは時間が掛かることが多いものの、神経損傷も数カ月経過すれば症状は落ち着いていくことが多いです。とはいえ放置はせず、クリニックへ相談して対応を仰ぎましょう。

頬こけ

もともと頬の脂肪が少ない方の場合、ハイフを繰り返し過ぎて脂肪が過剰に分解されてしまった結果、頬がこけてしまう方がいます。本来、適切なパワーと適切な回数で施術を行っていれば、頬がこけるリスクは避けられるでしょう。技術のある医師の施術を受けるのはもちろん、事前に仕上がりイメージをきちんと確認し、医師のアドバイスをしっかりと聞き入れることが大切です。

まとめ

本記事ではハイフで痛みが生じる仕組みや、痛みが強いほど高い効果を得られるのかという疑問、さらには痛み以外の副作用について解説しました。

ハイフの痛みが強ければ必ず高い効果を得られるわけではありません。さまざまな施術後の副作用や諸症状が起きないようにするためにも、解剖学的構造を理解した経験豊富な医師による施術が重要です。

表参道スキンクリニックでは皮膚の解剖学に精通した医師が、副作用を起こさないように配慮しながら、適切な部位へ適切なパワーで照射を行います。比較的痛みが少ない、ウルトラセル2とウルトラセルQプラスの2つの機器を採用して施術を行っているため、痛みが不安な方にもおすすめです。

痛みに対して強い不安を感じている場合、カウンセリングで適切な照射パワーやメニューを考えた上で、笑気麻酔を検討することもできます。

施術を受けるか悩んでいる方は、ぜひ当院のカウンセリングを受けてみてください。

お問い合わせ Inquiry

電話予約・お問合せはこちらから