医療ハイフとエステハイフの違いは?

公開日:2022/08/02 更新日:2022/08/04

医療ハイフとエステハイフの違いは?

ハイフ(HIFU)は、フェイスラインのたるみやシワなどの悩みの改善を目的に、施術を受ける方が多い人気の施術です。ハイフの施術は医療ハイフとエステハイフに分かれます。ハイフの施術を受けようとした際に、医療とエステのハイフの違いは何か、疑問を抱えている方もいるのではないでしょうか。今回は医療ハイフとエステハイフの違いを解説していきます。

ハイフ(HIFU)とは?

そもそもハイフ(HIFU)とは、正式名称をHigh Intensity Focused Ultrasoundと言い、切らずにフェイスラインをリフトアップできる施術です。ほうれい線が気になっていたり、シワに悩んでいたり、フェイスラインのたるみが気になる方におすすめの施術です。

切る施術ではなく、機械を肌に当てて行う施術で、本来は医療技術とされています。具体的には、ハイフの機械を用いて熱を皮膚の表面にある「SMAS筋膜」に照射することで、たるみの根本的な要因に働きかけることができます。その結果、筋膜が引き締められてリフトアップするという仕組みです。

皮膚の表面の筋膜に直接アプローチしていくため、切開するような大きなダウンタイムは生じません。また、熱を照射することにより、コラーゲンやエラスチンの生成を促すため、リフトアップとともに肌のハリや美肌効果が期待できます。一回で大きな変化を実感しやすいのもハイフの施術の特徴でありメリットといえるでしょう。

副作用として施術後の肌のほてりや乾燥などがありますが、時間経過とともに消失します。なかなか改善しない副作用に関しては、必要に応じて医師の診察を受けて、適切なアフターケアを行うことで改善していきます。

医療ハイフとエステハイフの違い

ハイフには医療ハイフとエステハイフが存在しています。それぞれ下記の点において違いがあります。

・使用するマシン
・出力
・効果
・持続期間
・料金
・安全性

それぞれ違いを解説していきます。

使用するマシン

医療ハイフとエステハイフでは、使用するマシンに違いがあります。それぞれ分けて使用するマシンを紹介していきます。

医療用ハイフ

医療用ハイフでは焦点式ハイフを使用しています。焦点式ハイフというのは一点の高熱を脂肪や筋膜へ照射する仕組みです。高い出力パワーから効果が期待できるものの、同じ場所へ何度も当ててしまうと火傷などのリスクも高いです。副作用の出現を防ぐためにも、解剖学的構造を理解した経験の深い医療従事者による施術を受けるのが重要でしょう。

エステ用ハイフ

エステ用ハイフでは蓄熱式ハイフを使用しています。名前の通り、脂肪や筋膜へ効果的な量の熱を蓄積させていく仕組みです。医療用で用いられている焦点式ハイフよりも操作がしやすく火傷のリスクが少ないマシンです。

施術者

医療ハイフはかならず医療従事者が施術を行います。技術が必要な出力が高いマシンを使い、肌への負荷や肌トラブルを考慮した上で適切な部位に照射します。一方でエステハイフはあくまでも医医療従事者ではなくエステティシャンによる施術です。

出力

医療ハイフとエステハイフではマシンの出力に違いがあります。そもそもエステには医師がいないため、高い出力の医療用のマシンを使用できません。医療ハイフは出力が高いため、痛みを伴いやすいものの、麻酔を使用することが可能です。エステハイフは出力するパワーが低い分、痛みは少ない傾向があります。

効果

医療ハイフの方が高出力な医療用マシンを使用するため、変化を実感しやすいです。エステハイフでは効果の実感はやや穏やかな傾向があります。より大きな変化を実感したい方は医療ハイフの方が良いでしょう。

持続期間

医療ハイフの持続期間は一般的に約6カ月〜1年といわれています。一方エステハイフの持続期間は2週間〜1カ月と短く、持続的な効果を求めるには医療ハイフよりも短い間隔での施術が求められるでしょう。

料金

医療ハイフとエステハイフでは機器の違いや出力パワーが違い、効果や持続期間も変わってくるため、料金も変わってきます。効果が緩やかなエステハイフの方が一回の施術が安価な傾向があるものの、高い効果を求めるために何回も施術を受ける方が多いです。そのため何度も施術を受けた結果として、高い費用を払っているというケースがあります。

一方で医療ハイフの施術はエステハイフより高い場合が多いものの、一度の施術でも大きな変化を実感できます。持続期間も長いため、長期的な目で費用を考えると、場合によっては医療ハイフの方がトータルで見てお得になるケースもあるでしょう。

本来ハイフは医療行為

そもそもハイフマシンは医療機器であり、高密度焦点式超音波療法というがん治療に用いられている機器です。

そのため本来のハイフのマシンの取り扱いは、医療従事者による取り扱いしか認められていません。エステハイフは、出力方法やパワーが医療行為とならない範囲のマシンを使用することで、医療従事者ではないスタッフが施術を行うというものです。エステハイフであるにもかかわらず、医療ハイフと同等の出力パワーで施術ができる場合は、医師法に抵触する可能性があります。

また、施術において皮膚のトラブルなどの副作用が起きた場合、医療従事者がいるクリニックなら、適切な診察と薬の処方などのアフターケアを受けられます。

ハイフの施術は医療機関で受けるのがおすすめ

ハイフによる変化をしっかりと得たい方は、専門的な知識や技術を持つ医療従事者が施術を行うクリニックで、適切な施術を受けることをおすすめします。

エステハイフは痛みを抑えられる上、比較的リーズナブルな金額で施術を受けることができます。一方でリスクも多く、独立行政法人国民生活センターの2017年3月2日公表のデータによると、エステハイフの施術で下記のような副作用から相談を受けている実例があります。

・エステサロンで痩身の施術を受けて熱傷になり、治るまでに半年かかると診断された
・美容クリニック併設のエステサロンの施術で頬の神経の一部を損傷した。リスク説明があれば契約しなかった
・痩身エステにお試しクーポンで行ったが、執拗に迫られやむなく新たな契約をした。顔にブツブツができ、契約をやめたい
・結婚式直前に受けたエステサロンのHIFU施術で、顔に熊の爪で引っかかれたような3本のミミズ腫れができた。こんな機器をエステサロンで使用してよいのか
・エステサロンで施術を受けたところ熱傷を負い、顔に傷痕が残った
・一回で効果が実感できるという広告をみてHIFU施術を受けたが、何も効果がなかった

熱傷や神経損傷などの大きな副作用の出現や、リスクの説明不足、過大広告も問題になっています。これらのリスクや適切なアフターケアといった面を見ると、ハイフの施術は医療機関で受けることをおすすめします。

独立行政法人 国民生活センター. 「エステサロン等でのHIFU機器による施術でトラブル発生!-熱傷や神経損傷を生じた事例も-」. https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170302_1.html,(引用 2017-03-02 公表)

表参道スキンクリニックのハイフ

ここからは、表参道スキンクリニックの医療ハイフをご紹介します。表参道スキンクリニックでは、解剖学的構造を理解している医師が施術を担当。患者様の理想の姿と、現状の肌や顔の状態をカウンセリングし、オーダーメイドのデザインや照射パワーで施術を行います。痛みに不安な患者様も安心できるように、麻酔の使用も可能です。不安な方は事前のカウンセリングで相談してください。

ハイフの種類

表参道スキンクリニックのハイフの種類は下記の2つあります。

・ウルトラセル2
・ウルトラセルQプラス

それぞれ特徴を解説していきます。

ウルトラセル2

ウルトラセル2は従来のハイフよりも、施術時間を短縮できるようになったマシンです。以前は1ショットが4.5秒かかっていたのが、ウルトラセル2の場合は1.5秒に短縮しています。そのため総所要時間も30分から10分という短時間へ短くなりました。時間が短縮できたことにより、体感する痛みも少なくなっています。

また1.5mmのカートリッジが追加になったため、肌の浅い部分にも照射しやすくなりました。これにより、目元のちりめんジワなどの細部への照射が可能となっています。

その他ウルトラセル2では、ハイフ以外にイントラジェン、イントラセルといった肌の弾力アップやターンオーバーを促進する施術も可能です。

ウルトラセルQプラス

ウルトラセルQプラスは、リニアカートリッジを用いて線状の熱を発生させることができるマシンです。

リニアカートリッジは脂肪を溶解するのに効果を発揮します。そのため、リニアカートリッジで発生する線状の熱照射によって、小顔効果や二重顎の解消などの顔の脂肪による悩みに応じた施術を可能にしています。またリニアカートリッジは照射時間が少ないため、痛みやダウンタイムが従来のマシンよりも少ないです。

施術の流れ

まずは美容カウンセラーが、患者様の悩みやご要望をヒアリングします。施術の内容や予約状況によっては当日に施術を受けることが可能な場合もあるため、希望であれば当日施術希望の旨もカウンセリングの際にお伝えください。もし施術予約をする場合は、希望する日時もヒアリングします。

当日に施術を行う場合は、パウダールームでクレンジング、または洗顔で顔の汚れやメイクを落とします。

施術に入る段階で、まずはジェルを塗って施術をしていきます。お声がけをしながら施術していくのでリラックスして過ごしてください。施術時間は使うマシンやショット数、部位によって異なりますが、概ね30分程度です。

照射後にはジェルを拭き取り、パウダールームでお帰りの支度をして終了です。術後は、一時的な施術箇所のほてりや赤みなどは出現する場合はあるものの、数日で落ち着いていきます。また、メイクは当日から可能です。

料金

表参道クリニックのハイフの料金は下記のようにマシンによって異なります。

ウルトラセル2の場合の料金です。

ウルトラセル2 Dr.HIFU(4.5+3.0ミリ)300shot 107,800 円(税込)
ウルトラセル2 Dr.HIFU(4.5+3.0ミリ+1.5ミリ)400shot 140,800 円(税込)
ウルトラセル2 GFR(全顔~首) 85,800 円(税込)
ウルトラセル2 SRR(目の周り) 32,780 円(税込)
ウルトラセル2 Dr.HIFU(300shot)+GFR+SRR 217,800 円(税込)
ウルトラセル2 追加 50shot 33,000 円(税込)
ウルトラセル2 指名料 33,000 円(税込)

※ナースHIFUの場合、ドクターHIFUから22,000円(税込)引いた金額です。

ウルトラセルQプラスの場合の料金です。

ウルトラセルQプラス Dr.HIFU 300shot 107,800 円(税込)
ウルトラセルQプラス Dr.HIFU 400shot 140,800 円(税込)
ウルトラセルQプラス リニア 82,500 円(税込)
ウルトラセルQプラス リニア(HIFUに追加) 55,000 円(税込)
ウルトラセルQプラス Dr.HIFU(300shot)+リニア 162,800 円(税込)
ウルトラセルQプラス Dr.HIFU(400shot)+リニア 195,800 円(税込)
ウルトラセルQプラス 追加 50shot 33,000 円(税込)

※ナースHIFUの場合、ドクターHIFUから22,000円(税込)引いた金額です。

表参道スキンクリニック. 「ハイフの各施術の料金」.(引用 2017-07-14 時点)

まとめ

ここまで医療ハイフとエステハイフの違いを解説しました。2つのハイフには料金だけではなく、さまざまなメリットとデメリットがあります。もっとも大きな違いには、ハイフは医療機器であり、ハイフの施術は医療行為であるという点が挙げられるでしょう。

表参道スキンクリニックの医療ハイフは、皮膚の解剖学の知識を持った医師が経験を生かして施術します。
医療ハイフとエステハイフのどちらを選ぶかお悩みの方は、ぜひ一度当院の医師に相談してみてください。カウンセリングのご予約は、メールや電話で受け付けています。

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