「アラガン社」のヒアルロン酸の特徴と種類を徹底比較|厚生労働省承認・ジュビダームシリーズでおなじみの施術について

公開日:2023/06/15 更新日:2024/03/19

「アラガン社」のヒアルロン酸の特徴と種類を徹底比較|厚生労働省承認・ジュビダームシリーズでおなじみの施術について

鼻筋に高さを出したり、唇にボリュームをプラスしたり……と、気になるパーツを整えたいときにぴったりなヒアルロン酸注入。外科手術よりも手軽かつナチュラルにイメージチェンジできると人気のヒアルロン酸注入ですが、どのヒアルロン酸製剤を使用するかによって持続期間や安全性に違いがあります。今回は、表参道スキンクリニックでも採用している「アラガン社」のヒアルロン酸製剤の特徴と種類について解説します。

表参道スキンクリニックでも採用。アラガン社のヒアルロン酸を選ぶ理由は?

さまざまな国のメーカーから販売されているヒアルロン酸製剤。ヒアルロン酸製剤は、厚生労働省(日本)の承認や、FDA(アメリカ食品医薬品局)の承認、CEマーク(欧州連合加盟国基準適合マーク)の取得、MFDS(韓国食品医薬品安全処)の承認など、各国での基準に適合しているかどうかによって価格が変わります。

承認を受けている製剤は一般的に高額になりますが、臨床試験を行い、安全性や有効性、品質などが認められた製剤ですので安心して使用することができます。

一方で、国の承認を受けていないヒアルロン酸製剤は安価ですが、安全性や持続期間、有効性などはすべて各メーカー基準。どのヒアルロン酸製剤を使用するかはクリニックによって異なりますが、表参道スキンクリニックでは、日本の安全基準を満たし、厚生労働省の承認を得て販売されている「アラガン社」のヒアルロン酸を採用しています。

ヒアルロン酸製剤はいずれ体内に吸収されるもの。アラガン社のヒアルロン酸製剤は未承認のヒアルロン酸製剤と比較すると高価にはなりますが、安全性の高さと持続期間の長さに定評があるため、世界中のクリニックで選ばれています。

アラガン社のヒアルロン酸製剤の特徴は?

「ジュビダームシリーズ」でおなじみのアラガン社のヒアルロン酸製剤。その最大の特長は、独自の「VYCROSS®(バイクロス)技術」によって、より密でなめらかな構造を実現していること。低分子と高分子の大きさが異なるヒアルロン酸を独自の技術で配合(架橋)することで、次のような効果が期待できます。

持続期間の長さ

バイクロス技術によって作られたアラガン社のヒアルロン酸製剤は、従来品と比較すると持続力に長けています。持続期間は注入部位によって異なりますが、従来品が半年から1年ほどだったのに対し、アラガン社のヒアルロン酸製剤はボラックスで18ヵ月、ボリューマで24ヵ月ほどの持続が期待できます。「せっかく注入したのにすぐに吸収されて効果を感じられなくなってしまった」というリスクが少ないのは嬉しいポイントです。

ナチュラルな仕上がり

ヒアルロン酸は吸水性が高いため、使用するヒアルロン酸製剤によっては、注入直後に水分を吸ってしまいむくんだ印象になったり、皮下が青く透けるチンダル現象が起こってしまうリスクがあります。

アラガン社のヒアルロン酸製剤はバイクロス技術によって密度の高い構造をしているので吸水性が低く、注入直後からナチュラルな仕上がりを再現することができるのが魅力です。また、組織になじみやすい構造をしているのでヒアルロン酸が移動してしまうリスクを軽減することができます。

デザイン性の高さ

顎やフェイスラインの注入に適した硬めの「ジュビダームビスタ ボラックスxc」、ボラックスよりもやや柔らかく涙袋や唇への注入に適した「ジュビダーム ボルベラxc」など、アラガン社のヒアルロン酸製剤は、使用する部位や目的に合わせて硬さ(濃度)が異なる商品がラインアップされています。いずれもボリュームアップに適したリフトアップ力を持っているので、理想どおりのデザインを再現しやすいのが魅力です。

注入時の痛みを軽減してくれる麻酔成分入りの製剤も

ジュビダームシリーズのヒアルロン酸製剤のうち、製品名に「xc」がついている製品は麻酔剤(0.3%リドカイン)が含有されています。ヒアルロン酸注入の痛みは通常の注射程度ですが、注入部位によっては痛みが出やすいため、表参道スキンクリニックではジュビダームシリーズの麻酔入り製剤を選択しています。

アラガン社のヒアルロン酸製剤7種を徹底比較!

表参道スキンクリニックで採用しているアラガン社のヒアルロン酸製剤は「ジュビダームビスタ ボライトxc」「ジュビダーム ボリューマxc」「ジュビダーム ボルベラxc」「ジュビダームビスタ ボリフトxc」「ジュビダームビスタ ボラックスxc」、「ジュビダーム ウルトラxc」「ジュビダーム ウルトラプラスxc」 の7種類です。

このうち「ウルトラxc」「ウルトラプラスxc」はバイクロス技術ではなくハイアクロス技術という別の技術によって作られているため、持続力では他の製剤に劣りますが、浅めのシワの改善などに適しています。それぞれの製剤の違いは主に硬さ(ヒアルロン酸の濃度)で、製剤ごとに適したパーツがあります。

アラガン社のヒアルロン酸製剤は持続力と安全性を求める人におすすめ

持続時間の長さや再現性、そして厚生労働承認の安全性の高さなど、アラガン社のヒアルロン酸製剤は安心して施術を受けたい人におすすめです。

未承認のヒアルロン酸製剤と比較すると安価ではありませんが、ヒアルロン酸は体内に吸収されるものだからこそ安全面も重視して選ぶべきと言えます。施術に使用するヒアルロン酸製剤の種類はクリニックによって異なるので、ぜひカウンセリング時に聞いてみてください。

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