ダーマペンの失敗例7選! 失敗しないために自分で出来ることも解説
公開日:2022/08/01 更新日:2024/03/19
にきび跡や毛穴の開きの改善の他、さまざまな総合的効果があるダーマペンは、近年注目を集めている美容医療です。術後のダウンタイムが比較的短く、重度の副作用が起こる可能性も低いため、「美容整形をしたいけれど、ダウンタイムが取れない」という方にもおすすめの施術と言えます。ただしダーマペンは失敗を招いてしまう可能性もゼロではありません。正しい施術を行い、適切な術後の過ごし方をする必要があります。
本記事では、ダーマペンの仕組みや効果について改めて確認した上で、7つの代表的な失敗例をご紹介します。後半では、ダーマペンで失敗をしにくくする方法にも触れているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
Contents
ダーマペンとは?
ダーマペンとは専用のペン型機器「ダーマペン」を使用して、総合的な肌の改善を目指す美容医療のこと。この機器はバージョンアップを繰り返しており、2022年現在は「ダーマペン4」が最新です。
ダーマペンの施術では、機器についた複数の特殊な針で、皮膚にいくつもの極めて小さな穴を空けます。針を刺す深さは調節でき、肌の状態や施術の目的に応じて0.2~3.0mmまでを使い分けます。
ダーマペンの施術で得られる効果
ダーマペンの施術では、皮膚に穴をあけることによって自然治癒能力を活性化し、肌のターンオーバーを促して表面を美しい状態に整えます。また施術によってはダーマペンで開けた穴に、成長因子やヒアルロン酸といった美容成分を導入することもあります。成分が肌内部へ浸透するため、化粧品などを肌の表面に塗るのと比べて、より効率的で高い効果が期待できます。
得られる効果はお悩みの種類によっても異なりますが、代表的なものは下記の3つです。
・ニキビ跡の改善
・開いた毛穴の引き締め
・しわやくすみなどの肌トラブルの改善
それぞれ詳しく解説します。
1.ニキビ跡の改善
毛穴の炎症を伴うニキビは、炎症が治まった後に赤みや色素沈着といったニキビ跡が残ってしまうことも多いです。軽度の炎症であればニキビ跡は自然治癒し、数日で気にならなくなるでしょう。一方、重症の場合は炎症が鎮まった後、肌に凹みや毛穴の開きなどができ、自然治癒の力だけでは元に戻らなくなってしまいます。広い範囲が凸凹としてクレーターのようになり、目立ってしまう場合もあります。
ダーマペンはそのような深刻なニキビ跡の改善に有効です。肌の真皮層に傷をつけることで、活性化した線維芽細胞がコラーゲンやエラスチンなどを増幅させ、肌を再生させていきます。個人差はありますが、何度か施術を繰り返すことで徐々になめらかな肌へ変わっていき、ニキビ跡が目立たなくなるでしょう。
2.開いた毛穴の引き締め
過剰な皮脂や角栓による毛穴の開きにも、ダーマペンは有効です。本来の皮脂の役割は、肌の表面で皮脂膜となって外部刺激や紫外線から肌を守り、乾燥を防ぐというもの。うるおいのあるきれいな肌のために必要なものですが、過剰に分泌され余分となってしまった皮脂は毛穴を押し広げ、そのまま固まって角栓となってしまうことがあります。
ダーマペンを行うと、肌の新陳代謝が促されターンオーバーが活発化することで、表肌面にたまった過剰な皮脂や角栓が除去され、毛穴が引き締まります。角栓は空気に触れると黒くなるため、毛穴の黒ずみの改善にも有効です。
またダーマペンによってターンオーバーが正常になると、肌細胞が入れ替わりうるおいを保ちやすくなります。皮脂の過剰分泌自体を防ぐことにもつながり、毛穴が開きにくくなるでしょう。
3.しわやくすみなどの肌トラブルの改善
ダーマペンによって増幅したコラーゲンやエラスチンの働きで、肌のハリやきめ細かさ、透明感などが生まれる効果も期待できます。セルフケアでの改善が難しい加齢による小じわや肌の弾力低下によるたるみといったトラブルに悩んでいる場合、ダーマペンを繰り返すことで徐々に改善され、ハリのある美しい肌を手に入れられるでしょう。
自然治癒力によってターンオーバーが促進され、肌表面の細胞が新しいものに入れ替わることから、シミやくすみの改善も期待できます。乾燥が改善されることで、みずみずしく若々しい肌にも近づけるでしょう。
ダーマペンの施術は肌に熱を加えないため、レーザーよりも肌へのダメージが少ない傾向があり、比較的低リスクでしわやくすみなどの肌トラブルの改善を目指せます。
なお、ダーマペンは顔以外への施術も可能です。思春期に二の腕などに現れる毛穴トラブル「毛孔性苔癬」や、出産時にできる腹部の妊娠線にも効果が期待できます。
ダーマペンで失敗する可能性はある?
ダーマペンは副作用が起こりにくい施術であるものの、あくまでも「医療行為」です。悩みを改善するために肌に針を刺して治療を行うため、失敗する可能性がないとは言えません。機器の使用方法を誤ったり、アフターケアが不十分だったりした場合には、ダーマペンの失敗が起こりえます。
また当然ですがダーマペンは、自己判断で行うにはリスクが高い施術です。近年は「セルフダーマペン」などと呼ばれる、自宅などで扱えるマイクロニードル機器も流通していますが、これは肌を傷つけてしまう可能性が非常に高いです。費用がリーズナブルだからと言ってむやみに使用せず、専門知識を持った医師が施術を行う、クリニックのダーマペンを受けましょう。クリニックなら万が一の場合も、適切なアフターフォローが受けられるはずです。
ダーマペンの施術による失敗例7選
それでは、医療行為におけるダーマペンの失敗例にはどのようなものがあるのでしょうか。代表的なものとして、以下の7つが挙げられます。
・思ったような効果が得られない
・ニキビがある時にニキビやクレーターが悪化する
・色素沈着する
・シミが悪化する
・ダウンタイムが長くなる
・肌のバリア機能が低下する
・施術跡が残る
・通院回数と費用が増える
それぞれ詳しく解説します。
1.思ったような効果が得られない
ダーマペンは一度の施術で得られる効果に限りがあります。施術を何度か繰り返すことで段階的にお悩みを改善する施術のため、1回目の施術では効果をほとんど実感できない可能性もあるでしょう。劇的な変化を期待していた場合、想像していた効果を得られなかったことで、「失敗してしまった」とがっかりしてしまうかもしれません。
また施術にあたって適切な針の長さや薬剤を選択していなかったり、肌の状態を見極めなかったりした場合には、「どんなに施術を繰り返しても効果を実感できない」ということも起こり得ます。単に肌へダメージを与えただけで終わらないよう、信頼のおけるクリニックで施術を受け、アドバイスに沿った術後の過ごし方をすることが大切です。
施術内容に問題がないにもかかわらず、それでも効果が実感できないという場合は、一人で悩まず医師に施術内容を見直してもらいましょう。他の施術と組み合わせた治療を取り入れたり、オプションの美容成分を導入したりするのも一つの手です。医師のアドバイスに沿って、多方向からの治療を検討してみてください。
2.ニキビがある時にニキビやクレーターが悪化する
ダーマペンはニキビや肌の状態を把握した上で施術を行わなければなりません。
例えば、炎症を起こしているニキビやその他の炎症箇所をダーマペンで潰してしまうと、菌が広がって症状が悪化してしまう可能性があります。炎症というダメージを受けている肌に、さらなるダメージを加える行為にもなるため、ニキビやクレーターが悪化してしまうでしょう。針の深さが必要以上に深い場合は、ますます症状が悪化してしまいます。
悪化を避けるには、施術の際に炎症を起こしている箇所にダーマペンを刺さないようにする必要があります。広範囲の炎症に悩んでいる場合は、まずは炎症を抑えることに注力した方が良いケースもあるでしょう。もしも施術当日になってから気になる炎症が発生したという場合は、医師に相談し、アドバイスを仰いでください。
3.色素沈着する・シミが悪化する
ダーマペンの施術の際、針を肌の深い部分まで刺し過ぎてしまうと、色素沈着が起こるリスクが高まります。正しい知識を持った医師による、目的に合った施術を受けることが重要です。
また施術後は、紫外線対策をしっかりと行いましょう。肌がダメージに対して敏感になっているため、紫外線を浴びるとその影響を受けやすくなっています。色素沈着やシミの原因になりやすいので、日傘や日焼け止めなどで普段以上にしっかりと日焼け対策をするよう、気を付けてください。
特に影響を受けやすいシミの一つに、肝斑が挙げられます。女性ホルモンの影響で現れると言われている肝斑は、さまざまな種類があるシミの中でもデリケートで、少しの刺激にも反応して濃くなってしまいます。紫外線はもちろん、ダーマペンの刺激にも弱く、他の一般的なシミよりも肌の浅い層へ針を刺すよう配慮しなければなりません。
事前の診察でシミの原因をきちんと見極めてから、他の箇所と強度や深さを分けて施術してくれる医師に依頼しましょう。シミ対策には、トラネキサム酸のオプションを付けるのもおすすめです。
4.ダウンタイムが長くなる
ダーマペンはダウンタイムの少ない施術ですが、赤みや腫れ、内出血といった症状が出ることがあります。施術直後に大事な予定を入れており、「腫れや赤みが引かないまま人と会わなければならない」といった失敗が起きるのを避けるには、何日か多めに仕事を休むなど、スケジュールに余裕を持っておくことをおすすめします。
なおこれらの症状は副作用としては一般的なもので、適切な方法で施術を行っていれば、数日程度で自然に良くなります。ただし数週間〜1カ月以上改善しない場合は、何らかのトラブルが起きていると考えられます。不衛生な環境下での施術などが原因の失敗かもしれません。すぐに医師へ相談してください。
5.肌のバリア機能が低下する
ダーマペンを高頻度で行うと、肌への負担が大きく、肌のバリア機能が低下する可能性があります。
肌のバリア機能が低下すると、肌内部の水分蒸発や異物侵入を防ぐ機能が低下し、乾燥や肌荒れといった失敗につながります。こうなると、些細な刺激でも肌がさらにダメージを受けてしまうため、注意してください。数日~1週間前後で気にならなくなることがほとんどですが、こちらの場合も万が一長引く場合はすぐに医師へ相談しましょう。
6.施術跡が残る
トラブルを放置してしまうと、針の跡が肌表面に残ってしまう可能性もあります。肌がぶつぶつとした状態になり、かえって汚く見えてしまうかもしれません。せっかく肌をきれいにしたいと思った結果がそれでは、明らかな失敗です。後から後悔しないよう施術後は施術箇所の肌の状態をしっかりと観察し、異変に気付いたらすぐに対処できるよう、あらかじめクリニックの連絡先や連絡方法を確認しておきましょう。
7.通院回数と費用が増える
先述の通り、ダーマペンは何度か施術を繰り返すことで徐々に症状を改善する施術です。これを理解しないまま施術を受けた場合、思っていた以上に通院回数が必要なことに驚いたり、予算がオーバーしてしまったりする方もいるでしょう。
最悪の場合、予算の都合で十分な回数の施術を受けられず、お悩みを改善できないまま失敗に終わってしまう可能性も。効果を得られていない段階で中断するはめにならないよう、あらかじめ目的の効果を得るためにはどのぐらいの施術回数や通院が必要で、トータルの費用がどのくらいになるのかを確認しておきましょう。予算が決まっている場合は、事前のカウンセリングで医師に金額を伝えてから、目的に合った施術計画をアドバイスしてもらうのもおすすめです。
ダーマペンで失敗しにくくするためには?
上記のようなダーマペンの失敗ケースを避けるにあたって、いくつかのコツがあります。
ここでは下記の4つに分けて解説します。
・医療機関で施術を受ける
・施術を受けるクリニックを慎重に選ぶ
・施術内容を確認する
・施術後のアフターケアを丁寧にする
一つずつ見ていきましょう。
1.医療機関で施術を受ける
まず失敗を避けるには、セルフで行うマイクロニードル機器などには手を出さず、信頼のおける医師やクリニックの施術を選ぶことが重要です。ある程度の予算を設け、長期的な視野でお悩みの改善を目指しましょう。
肌の内部へ針を刺すダーマペンは、他の外科治療などと同様に衛生状態への注意が必要です。その点からもダーマペンの失敗を避けるには、クリニックに任せるのがおすすめです。
2.施術を受けるクリニックを慎重に選ぶ
施術を受けるクリニックを選ぶ際は、公式のWebサイトやインターネット掲示板、SNSなどで評判を調べておくのがおすすめです。カウンセリング時の対応や医療設備、院内の雰囲気などをチェックしてみてください。
もちろん口コミや感想には主観が含まれるため、それだけでクリニックを評価することはできません。とはいえ悪い口コミばかりが目立つクリニックには、何かしらの理由があるのでしょう。また身近にダーマペンの施術を受けた方が居るのなら、カウンセリングの印象や施術の感想を聞いてみるのも一つの手です。
具体的には、以下の3つのポイントを確認しておきましょう。
・実績豊富な医師が在籍しているか
・クリニックの雰囲気が良く相談しやすいか
・立地や予約の取りやすさなど通いやすいか
それぞれ詳しく解説します。
2-1.実績豊富な医師が在籍しているか
クリニックを選択する際は医師の経歴も重要です。美容専門の医師であっても、それぞれ得意とする分野が異なります。
多くのクリニックは、公式ホームページなどに医師の経歴を明記しています。そのクリニックの医師が、過去にどのような治療に携わってきたのか、事前に確認しておきましょう。
2-2クリニックの雰囲気が良く相談しやすいか
長期的に通うことを考えた場合、クリニックの雰囲気が自分に合わないと、その後の通院にストレスを感じてしまうでしょう。
ダーマペンに限りませんが、美容医療を受ける際は、医師へお悩みや生じている肌トラブルの実状を正確に伝えることが求められます。万が一術後にトラブルが発生した際も、そのクリニックへ連絡する必要があるので、相談しやすそうな所を選ぶのがおすすめです。
特にダーマペンの場合、求める効果の度合や肌の状態によって、針を刺す深さや施術箇所の微調整が必要となります。パターンに当てはめるのではなく、相談者の話にしっかりと耳を傾け、一人一人に合った施術を提案してくれるクリニックを選びましょう。
2-3.立地や予約の取りやすさなど通いやすいか
何度も繰り返して施術を受けることを考えると、自宅の周辺や職場付近など、通いやすい立地にあるクリニックがおすすめです。
また都合のよい日時にピンポイントで予約を取りたい方にとっては、予約の取りやすさも重要なポイント。希望している日時に予約が取れず、治療が進まなかったり適切な間隔で受けられなかったりすることのないよう、事前に予約の取りやすさ・取りにくさについて確認しておきましょう。
3.施術内容を確認する
次に、施術内容を確認しておきましょう。ポイントは、以下の4つです。
・ダーマペンの種類は希望に合ったものか
・ダーマペンの針の深さは適切か
・予算内の料金か
・ダウンタイムの症状や期間はどうか
それぞれ詳しく解説します。
3-1.ダーマペンの種類は希望に合ったものか
ダーマペンの機器には、ダーマペン4以外にも複数の種類があります。ダーマペンの前身にあたる、「ダーマローラー」という公範囲へ施術する機器をメインで取り扱っているクリニックもあるので、それぞれの違いや特徴を把握しておきましょう。
おすすめはやはり最新のダーマペン4を取り扱っているクリニック。他の型と比べて、より細かい針の調整が可能なため、施術時の傷みや内出血を軽減してくれると考えられます。
3-2.ダーマペンの針の深さは適切か
ダーマペンは症状や肌の状態に合わせて、針の深さをミリ単位で調整し、治療します。
針を深く差すほど美容効果が高まる一方、ダウンタイムや痛みも大きくなるのが一般的です。
高い効果を求めて深く打つことを希望する方もいますが、肌にはそれだけ大きなダメージを与えることになります。色素沈着は2.5mm以上で起こりやすくなるという報告もあるため、あくまでも目的に対して適切とされる範囲内で、一人一人に合った施術内容を提案してくれるクリニックを選びましょう。
3-3.予算内の料金か
ダーマペンは原則自由診療のため、クリニックによって料金に幅があります。複数回受けることを前提として、数回分のセット価格を設定しているところも多いです。事前のカウンセリングで肌の状態を診てもらったら、理想の状態になるまでにどの程度通う必要があり、費用総額がどのくらいになるか、目安を教えてもらいましょう。
オプションの料金も要チェックです。組み合わせる施術や導入する美容成分に費用がかかるのはもちろん、麻酔や術後の診察といった対応に別途料金が必要となる場合もあります。カウンセリング時に基本メニューの内訳を確認し、不明点は全て質問した上で、疑問を解消してから施術を受けるかどうか決定してください。
3-4.ダウンタイムの症状や期間はどうか
ダウンタイムが平均よりも明らかに短く提示されていたり、反対に異常に長く説明されたりする場合は、何らかの理由があるのかもしれません。医師に理由を聞いて、不安点を残したままにしないようにしてください。また事前にきちんとリスクと対処法を説明してくれるクリニックを選ぶように気を付けましょう。
4.施術後のアフターケアを丁寧にする
ダーマペンの施術後は、アフターケアを丁寧に行うことで、症状が悪化してダウンタイムが長引くのを防げます。術後のアフターケアのポイントは、下記の5つです。
・紫外線対策を徹底する
・施術箇所に刺激を与えない
・保湿ケアをする
・体温が上がる行為を控える
・体を休める
それぞれ詳しく解説します。
4-1.紫外線対策を徹底する
シミや乾燥肌などのトラブルの元となる紫外線は、ダーマペンの施術後の肌にとって、普段以上に強い刺激となります。肌が敏感になっているため、屋外への外出で直射日光があたるときはもちろん、屋内に居る時も注意しましょう。日焼けを避けるには、日焼け止めや日傘、帽子などでの対策を徹底してください。
4-2.施術箇所に刺激を与えない
ダメージに敏感になっているダウンタイム中の肌は、圧迫や摩擦にも弱いです。必要以上に施術箇所を触ったり、強くこするようにして洗ったりすることは控えてください。
また、施術後に痒みを感じることもあるかもしれません。その場合は保湿や冷却をしてください。痒いからといって掻きむしると、症状が悪化してしまいます。
メイクは施術終了の24時間後からOKです。またシャワーは施術の当日、入浴は翌日から可能です。肌に負担が掛かるため、ダウンタイム後の2週間ほどは、スクラブ、ピーリング、マッサージといったケアは控えておきましょう
なおダーマペンの施術は、ダウンタイムが終わるタイミングで肌の皮むけが起きる可能性があります。肌質が良い方向に変化している証拠なので、自然に剥がれるのを待ち、決して無理に剥がしたりしないようにしてください。
4-3.保湿ケアをする
ダーマペンの施術後、肌は乾燥しやすい状態です。保湿ケアをし、肌の水分量を保つことで傷の修復力を高めましょう。
化粧品や洗顔料は、肌に優しい刺激の少ないタイプのものを選んでください。表参道スキンクリニックでは、高濃度ビタミンやピーリング剤が入っている製品は刺激が強いため、前後1週間ほど控えるようお伝えしています。
4-4.体温が上がる行為を控える
ダウンタイム中は体温が上がる行為を控えてください。体温が上がりすぎると、腫れや赤みなどの症状が悪化する可能性があります。熱いシャワーを浴びたり、サウナに入ったりするのはやめましょう。また激しい運動や飲酒も控えるべきです。
4-5.体を休める
体調が悪かったり、疲れていたりすると、自然治癒力が低下すると考えられます。ダウンタイムが長期化したり、傷の治りが遅くなったりするかもしれません。
ダーマペンの施術後は、規則正しい生活や食生活にも気を付けてください。体を休めて健康的に過ごすことで、施術の効果をより実感しやすくなるでしょう。
まとめ
ダーマペンの施術後は、肌に無数の小さな穴が空いた状態になるため、赤みや腫れ、痛み、痒みなどが生じるものです。通常はすぐに消えるので心配ありませんが、施術が失敗しこれらの症状が重症化・長期化した場合は、すぐに医師の診察を受ける必要があります。
どこのクリニックで施術を受けるのかお悩みの方は、ぜひ表参道スキンクリニックにご相談ください。経験豊富な医師が、本記事でご紹介したダーマペン4を使用して、お一人お一人の肌の状態に合った施術を行います。メールや電話での無料相談も受け付けているので、ダーマペンを検討中の方はもちろん、肌トラブルに悩んでいるという方は、ぜひお気軽にお問合せください。