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しわ改善に効果的な「ビスタシェイプ」とは?ヒアルロン酸とボトックスの合わせ技について解説

公開日:2023/06/15   更新日:2025/10/10

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ビスタシェイプとは、顔の構造と老化のメカニズムに着目して開発された注入療法のこと。ヒアルロン酸ボトックスの注入を効率的に組み合わせることで、顔全体のしわやたるみの改善を図ることができると近年ますます注目が集まる施術です。アンチエイジングを始めたい人や、顔全体のしわが気になり始めた人におすすめのビスタシェイプについて解説します。

ビスタシェイプが適している人は?

ビスタシェイプは「実年齢よりも老けて見られてしまう人」や「頬がへこみ疲れた印象に見られてしまう人」、「目じりや眉間などのしわが目立ち始めてきた人」に適しています。特に、しわが気になり始めた30代以降の人におすすめです。一方で、頬にふっくらとハリがある人は、効果を実感しにくい傾向にあります。

ヒアルロン酸+ボトックスの合わせ技!ビスタシェイプの特徴

皮ふのくぼみや溝に注入するだけで、ふっくらとボリュームを与え、しわを改善してくれると人気のヒアルロン酸注入。表情筋のはたらきをゆるめ、おでこや眉間、目じりなどにできる表情じわの発生を抑制してくれるボトックス注射。ビスタシェイプは、この二つの注射を効果的に組み合わせることで顔全体のしわやたるみを改善する注入療法です。

一般的なヒアルロン酸注入では、しわが目立つパーツに注入し、内側からボリュームを出すことでしわの改善を図りますが、ビスタシェイプでは、しわの原因となるへこみやたるみを防ぐために、支えが必要な部位にヒアルロン酸注入を行います。

たとえば、ほうれい線が目立つという人には、まず頬骨の周りやこめかみにヒアルロン酸を注入し、下がった皮ふをリフトアップすることで、ほうれい線の原因となるたるみにアプローチします。さらにボトックス注射で表情じわの発生を抑えるため、結果としてほうれい線の悩みの解消につながるというわけです。

このように、パーツ単体ではなく、顔全体を立体的にとらえながらそれぞれの薬剤を注入するのがビスタシェイプの特徴です。顔全体のしわ改善のほか、目元に特化した「ビスタアイ」という治療法を行うクリニックもあります。

ビスタシェイプのメリット・デメリット

ビスタシェイプのメリットは?

ビスタシェイプのメリットは、なんといっても注入療法のみで顔全体をアンチエイジングできること。一度の施術で顔全体のしわを改善していくので、各パーツごとに注入するよりもコストを抑えられるのが魅力です。

また、ビスタシェイプの場合、気になるパーツにボリュームを出すことでしわ改善を促すものではないため、使用する薬剤の量は少量。一般的なヒアルロン酸注入やボトックス注射と比較して、ナチュラルにしわを改善することが可能です。

ビスタシェイプのデメリットは?

ビスタシェイプは注射を使って注入をする治療法なので、注入部位に赤み腫れ、かゆみといった炎症反応や、内出血が起こる場合があります。腫れ内出血は数日以内におさまることがほとんどですが、念のため施術直後に大切な予定を入れるのは避けたいところです。

ビスタシェイプの持続期間は?

ビスタシェイプ持続期間は、使用する薬剤の種類によって異なりますが、ヒアルロン酸が1年程度、ボトックスが3~4ヵ月程度が目安です。そのため、ビスタシェイプ効果を持続させるためには、およそ4~6ヵ月間隔で再度の注入が必要となります。

【まとめ】ビスタシェイプは医師選びが大切。カウンセリング時にしっかりと希望を伝えよう

顔全体を立体的にとらえて施術を行うビスタシェイプは、ひとりひとりの顔の造形を確認しながら、どの部位にどれだけの量が最適かを見極めて注入する必要があるため、医師の技量が問われる施術です。そのため、「気になるしわはどの部分か」「どんな風に注入するのか」など、カウンセリング時に積極的に質問をしてみるのがおすすめです。

本ページの監修医師

江原 真貴子医師

経歴

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

称号・資格

日本形成外科学会認定専門医

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