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フォトフェイシャル(光治療)とは|効果や持続期間などトライしやすい美肌治療法を解説

公開日:2023/07/12   更新日:2025/10/10

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フォトフェイシャル(光治療)とは

フォトフェイシャルは、IPL(インテンス・パルス・ライト)というフラッシュランプを照射して、肌を健やかな状態に導く治療です。肌への刺激やダウンタイムが短いため、美容医療初心者でも抵抗感なく受けられると好評です。
IPLの数値を細かく設定し、さまざまな肌悩みに対応できます。また、LED(発光ダイオード)の波長も同時に放出できるので、多角的なアプローチが可能です。フェイシャルエステを受けるように、肌全体の底上げができる治療です。

フォトフェイシャル(光治療)で美肌へアプローチする仕組み

肌へのアプローチとしては、

・シミ・そばかす、くすみを緩和して透明感を与える
赤ら顔の解消
・ニキビ跡や毛穴の開きの緩和
・タルミ改善

などが挙げられます。
IPLの光は高周波とともに、表皮の一段下にある真皮層まで到達します。真皮層には線維芽細胞という、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出す大切な細胞が存在します。
真皮層までの働きかけにより、線維芽細胞が活性化しハリや弾力のある肌を取り戻すことが可能です。また、表皮のターンオーバーが整うことで、美しくなめらかな肌に導きます

【機器別】フォトフェイシャル(光治療)で期待できる効果

フォトフェイシャルと言っても、実はさまざまな機器があるのをご存じでしょうか?「フォトフェイシャル」は、現在では一般的な施術の名前として知られていますが、実は日本ルミナス社の登録商標です。
現在では、複数の光の波長を持つ機器での治療を「フォトフェイシャル」と呼ぶことが一般的になりました。現在日本のクリニックで使われている機器を挙げてみました。

・ライムライト
・ルメッカ
・ステラM22
・M22(フォトフェイシャル)
・オーロラ(フォトRF)
・Eライト
・E-max
・イープラスSRプラス(フォトRF)
・イーライトSR/SRA(フォトRF)
・ナチュライト(フォトフェイシャル)
・アキュチップ
・ソラリ
・マグマ
・フォトシルクプラス
・セレックV
・メディラックス
・アイコン
・スムースクール
・エリプレックスI2PL
・プラズマシャイン
・クリアタッチ
・アクネライト
・ピュアアクネス
・ノーリス

実にたくさんの機器が揃っています。一概に「フォトフェイシャル治療」と言っても、機器はさまざまです。厚生労働省や、アメリカのFDAに認可された安全な機器が多く、クリニック選びの指標にもなります。

美容クリニックで使われるメジャーな機器5選

機器によっても、得意分野が異なりますのでご紹介します。多くの美容クリニックで使われているポピュラーな機器をご紹介します。

フォトフェイシャルM22

・メーカー:ルミナス
・波長:560nm〜1200nm
・フィルター標準6種類
厚生労働省認可あり
・くすみ、キメ、ハリ、シワ、毛穴の開き、ニキビ、ニキビ跡、赤ら顔など

フォトフェイシャルの中でも最もポピュラーな機器です。多くのクリニックで導入されています。6種のフィルターを使い分けることで、シミ・肝斑、毛穴の開きなど肌悩みにアプローチが可能です。

肌を冷やしながら照射できるので、ダメージを最小限に押さえながら短時間で施術できます。

ステラM22

・メーカー:ルミナス
・波長:560nm〜1200nm
・フィルター9種類
・くすみ、キメ、ハリ、シミ、そばかす、ニキビ、ニキビ跡、赤ら顔など

「フォトフェイシャルM22」の後継器で2020年に発売された新しい機器です。しみや肝斑などの治療だけでなく、炎症ニキビや毛細血管が浮き出て赤ら顔に見えてしまう毛細血管拡張症などにも適用しています。また顔だけでなく、デコルテ、腕、背中、ヒップなど身体のパーツにも使える汎用性も広がりました。

ライムライト

・メーカー:キュテラ
・波長:520nm〜1100nm
・ハンドピースのみ

薄いシミにも対応できる日本人の肌質に合わせて開発された機器。日本人医師とキュテラ社が共同で開発しました。マイルドな光の照射でダウンタイムが少なく、シミ、そばかす、毛穴の開き、肌のキメなど広い肌悩みに対応します。

ルメッカ

・inmode(イスラエル製)
・波長:500nm〜1000nm
・ハンドピースのみ

ライムライトと同様、薄いシミにも対応できる機器です。そばかす、肌の赤み、くすみなどにも適した肌に優しい照射が特徴。コラーゲン産生へのアプローチ力が高いので、エイジングケアも同時に叶います。

オーロラ(フォトRF)

・メーカー:シネロン
・波長:500nm〜1000nm
・ハンドピースのみ

オーロラは、高周波エネルギー(RF)と光エネルギー(パルスライト)の2種の働きを持つ機器。顔、首からデコルテ、ハンドなど美白治療が可能。またシミ治療、赤み、ハリ感、毛穴の開きなどにも対応した汎用性の高い機器です。

表参道スキンクリニックのBBLとフォトフェイシャル

表参道スキンクリニックの光治療は、BBL光治療とフォトフェイシャルの2種類を扱っております。フォトフェイシャルがIPLという光を使うのに対して、BBL光治療はブロードバンドライトという光熱エネルギーを使用します。
BBL光治療器は、キング・オブ・レーザーと言われている老舗レーザーメーカーのサイトン社から出されている光治療器になります。光治療は、美容クリニックの敷居が高いと思われている方でも比較的、抵抗感なく受けられる施術です。
当院では、患者様の肌の状態を見極めながら照射の部位、パワー設定、回数などをカウンセリング時にご提案しています。まずは、初めの一歩として光治療から美肌づくりを始めてみましょう

本ページの監修医師

江原 真貴子医師

経歴

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

称号・資格

日本形成外科学会認定専門医

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