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小陰唇縮小術とは?効果や副作用・解決できる悩みも合わせて解説

公開日:2023/07/26 更新日:2024/03/19

小陰唇縮小術とは?効果や副作用・解決できる悩みも合わせて解説
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小陰唇は、女性器の一部で、性器の形状には個人差があり、医学的には形や色の違いがあっても治療の必要性は低いとされています。しかし、小陰唇をはじめとして性器の形や色の特徴によって、日常生活に支障が出てしまうことや、コンプレックスになってしまう方もいます。

形状によっては、擦れてしまうなど黒ずみの原因となることもあり、早めに治療を行うことで黒ずみなどコンプレックスが解消される場合もあります。小陰唇に関してお悩みを抱えている場合は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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婦人科形成で行う小陰唇縮小術とは

女性のデリケートゾーンは複雑な構造をしています。左右には大陰唇(だいいんしん)という脂肪でできた膨らみのある皮膚があり、それぞれの内側に小陰唇(しょういんしん)というヒダ状のものがある、というつくりです。

大陰唇はクッションの役割、小陰唇は外から体内に異物や汚れが入ってこないようにする役割を持っています。小陰唇縮小術は婦人科形成の一つで、余分な組織を切除して取り除くことで小陰唇の見た目を小さく変えたり、バランスを整えたりする美容整形手術です。

小陰唇には大切な役割があるため、完全に除去してしまうことはできませんが、ある程度小さくできます。また大陰唇と小陰唇の間には、副皮(ふくひ)というヒダ状の皮膚があり、こちらも美容整形で縮小することが可能です。小陰唇縮小術および副皮縮小術は個人差が大きく、疾患の治療という訳ではないので、自費診療での治療となります。

小陰唇縮小術を受けることでどんな改善効果が期待できる?

小陰唇縮小術は見た目についての悩みがある方で改善を希望しているのであれば、基本的に治療が可能です。一般的な小陰唇のお悩みは、大きく以下の3つに分けられます。

擦れることによる痛み

運動や動作によって小陰唇に摩擦が生じ、痛みを感じることがあります。小陰唇縮小術を受けることで、痛みや摩擦による黒ずみなどを予防、改善することが見込めます。

衛生面の問題

下着にはデリケートゾーンの保護の役目がありますが、小陰唇がはみ出たりした場合は、その役目が機能しません。また小陰唇の内部が洗いづらく、汚れや垢(恥垢)が溜まりやすくなる場合があります。臭いにも影響を及ぼす場合があり、小陰唇縮小術を受けることで改善が見込めます。

見た目のコンプレックス

他者から指摘された場合や、自身が気にしている場合など様々な理由からコンプレックスに感じている方が多く、小陰唇縮小術を受けることで改善が見込めます。

小陰唇縮小術で起こり得るトラブル

小陰唇縮小術で、切開をしてしまうと元に戻すことはできません。医師と入念にカウンセリングを受けて、納得いただいた上で検討するとよいでしょう。

医師へイメージが伝わりきらず小陰唇が小さくなりすぎる

小陰唇は、排尿の際に尿を飛び散らないようにする役割を果たしてしまいます。小陰唇をあまり縮小しすぎると、その機能が十分に発揮できず、尿が飛び散ってしまうなどのトラブルが発生する可能性があります。

また、一度縮小してしまった小陰唇は、再度大きくすることが不可能です。トラブルの発生を防ぐために、どの程度小陰唇を縮小すれば良いのかカウンセリング時に医師と入念に相談、確認が必要です。

小陰唇の左右のバランスが崩れる

小陰唇縮小手術を行うと、稀に小陰唇が左右非対称になるなど不自然な形になることがあります。原因は、知識や経験が不十分な医師が施術したためであると考えられます。確かな実績と経験のあるクリニックを選択することが重要になります。

小陰唇の黒ずみがなくなると思い込んでいる

小陰唇縮小手術では、確かに黒ずみ部分を切除することで、黒ずみを解消させます。しかし切除した部分以外に関しては、黒ずみがそのまま残ることになります。黒ずみの解消と、切除しすぎることのリスクを考えて手術を行うため、完全に黒ずみが綺麗にならない場合があります。

長期間にわたる出血

術後による出血が長期間に渡り続く可能性があります。原因は止血が満足に行えていないことにより発生する場合や小陰唇の太い血管を傷つけてしまった場合に起こります。出血が長期間に渡り持続する場合は、早めにご連絡を頂くことが必要になります。

感染症

術後の小陰唇は、傷が完全に回復していないため、しっかりと清潔に保たなければ感染症の原因となります。意識的に清潔にすることで、感染症のリスクを限りなく少なくすることができます。また、傷口の治癒を早めるために、術後は運動などを避け、安静にすることを心がけましょう。

傷痕が残る

術後、傷痕が目立つ可能性があります。傷跡が極力目立ちづらい術式の場合は、このようなことが発生する可能性はほとんどありませんが、不慣れな医師がしっかりとアフターケアまでを行わない場合や、術式によっては起きる可能性があります。

医師との治療後のイメージの相違

ヒアリング不足によって治療後のトラブルに発展する可能性がるため注意が必要です。しっかりとした入念なカウンセリングを行うことで可能性は減少します。失敗を回避するために、より明確なイメージを頭に持って医師に伝えることもポイントになります。

小陰唇縮小はこんな人におすすめ

・大きさが気になる方
・左右差が気になる方
・形が気になる方
・色素沈着している方

小陰唇について上記に該当される方には、小陰唇縮小術がおすすめです。イメージの相違が起きないよう、当院では丁寧且つ綿密なカウンセリングを心掛けています。

小陰唇縮小のリスク・副作用

・熱感や発熱
・倦怠感
・かゆみ
・頭痛
・内出血

これらが引き起こってしまった場合、通常約1週間で落ち着いてきます。個人差もありますが、症状が長く続く場合等は医師に相談するようにしてください。

小陰唇縮小の禁忌・注意事項

・手術後1週間はシャワーのみで過ごす。
・傷口が開かないように激しい運動は避ける。
・施術直後の性交渉は控える。

また、妊娠予定の方、妊娠中の方、授乳中の方は施術を行うことができません。その他医師の判断によりできない場合があります。

【まとめ】小陰唇縮小術は医師との入念なカウンセリングが大切

女性器についての悩みは、個人差があるため様々なお悩みもあるかと思います。特に見た目だけでなく、機能面での改善は早い方が擦れた際の色素沈着などを避けることも可能です。

当院では婦人科形成のお悩みについて入念なカウンセリングのもと、経験豊富な女性医師が担当いたします。お気軽にご相談ください。

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