ヒアルロン酸注射の副作用やリスクは?後遺症を残さないために正しい知識を

公開日:2022/08/31 更新日:2022/08/31

ヒアルロン酸注射はダウンタイムや大きな副作用が少なく、切開する必要もないのでエイジングケアとしても気軽に受けられる施術です。しかしまったく副作用が起こらないわけではなく、副作用が重く出るリスクも想定されます。場合によっては後遺症が残ることもあるため、正しい知識を持ってヒアルロン酸注射を受けることが重要です。そこで今回は、ヒアルロン酸注射を受ける際に必ず知っておきたい副作用のリスクや、後遺症を残さずに安心して施術を受けるための正しい知識、クリニックの選び方をご紹介します。

ヒアルロン酸注射で起こり得る副作用

ヒアルロン酸注射は切開することなく、注射のみでできる美容整形術です。ヒアルロン酸は体内にある成分なので、体内に注射しても危険やアレルギー反応が少ないことで知られていますが、程度の差はあるものの副作用が起こる可能性があります。そこでまずは、ヒアルロン酸注射で起こり得る副作用について解説します。

内出血

皮膚に針を刺す施術で起こるケースが多い副作用が、皮膚の下での出血によって起こる内出血です。ヒアルロン酸注射は注射針を使用するため、内出血が副作用として起こり得ます。施術当日よりも翌日以降に現れやすく、皮膚の薄い部分や毛細血管が多い部分に注射をしたときに起こりやすく、逆に頬や顎などの皮膚が厚めの部位には出にくい副作用です。内出血が現れたとしても皮膚の下の血液は吸収されていくので、打撲のときの内出血と同様、だんだんと色が黄色に変わっていき、1~2週間ほどで治まることがほとんどです。ヒアルロン酸注射で起こる内出血はそこまで目立つものではなく、コンシーラーやファンデーションで隠せる程度です。施術後でも施術箇所を避ければメイクが可能なので、ヒアルロン酸注射を受けたことが周囲に気づかれないようにカバーできます。

一部のクリニックでは、内出血を抑えるために針先が丸い注射針でヒアルロン酸注射を行う場合もあります。

腫れやむくみ

ヒアルロン酸を注射した刺激により、施術箇所に腫れやむくみが 生じることがあります。施術後にこれらの症状が出たとしても、大半は3~4日程度で解消されます。腫れやむくみは注射を受けた箇所にできるだけ刺激を与えないよう、症状が治まるまでは患部を圧迫しないように気をつけましょう。

腫れやむくみは、体の状態によっても出やすいといわれます。体温を上げると症状が長引くことがあり、施術当日に激しい運動をしたり熱い湯船に入ったりしたときや、施術前にアルコールを摂取した状態ではむくみが現れやすいので、施術前は飲酒や長風呂、運動を控えるのも副作用を抑えるポイントです。

もし腫れが長引く場合は、アレルギー反応の可能性があるので、クリニックでの相談が必要です。

痛みや違和感・異物感

ヒアルロン酸注射は注射針を使用するため、施術の際には痛みが生じます。腕への注射よりも顔への注射は痛みを感じやすいですが、麻酔入りのヒアルロン酸製剤や局所麻酔を使用できるクリニックも多いので、施術中の痛みを和らげることは可能です。しかし、麻酔が切れた後に痛みを感じたり、施術後にヒアルロン酸が入った箇所に違和感や異物感が出てきたりすることもあります。副作用として出る痛みは打撲のようなものなので、時間の経過とともに治まる ことがほとんどです。違和感や異物感も、1週間ほどで気にならなくなるくらいに治まります。

ただし、痛みや違和感、異物感が長引くこともあるため、なかなか治らない場合は施術を受けたクリニックで相談しましょう。

ヒアルロン酸が肌から透ける(チンダル現象)

ヒアルロン酸を注射した後、施術箇所が青っぽく見えることがあります。これはチンダル現象と呼ばれるもので、皮膚に注射したヒアルロン酸が透けて見えることによって起こるものです。通常、皮膚に注射されたヒアルロン酸はだんだんと体内に吸収されていきます。ところが、ヒアルロン酸の注入箇所や注入量を誤ると、吸収されずに残り続けて皮膚から透けて青く見えるようになるのです。

チンダル現象は光を透過しやすい、肌が薄い箇所にヒアルロン酸を注射すると起こりやすく、目の周囲などは特にリスクが高い部位です。チンダル現象を避けるには、医師の技術と使用するヒアルロン酸製剤の質が関わってきます。経験の浅い医師による施術や、または粗悪なヒアルロン酸製剤を使った場合、チンダル現象が発生するリスクが高くなるといえます。

他の副作用は時間が経てば1~2週間も経てば自然に治りますが、チンダル現象は自然には治りません。放置していると10年以上青く見える状態が続くこともあるため、青っぽくなった部分を解消するにはクリニックでヒアルロニダーゼというヒアルロン酸溶解注射を受けなければなりません。

ヒアルロン酸注射で血管閉塞を起こすことも?

ヒアルロン酸注射で最も重篤な副作用といえるのが、血管閉塞です。ヒアルロン酸注射は、通常皮膚に注射を行います。しかし誤って血管にヒアルロン酸を注射してしまうと、血管がヒアルロン酸で圧迫されてふさがってしまいます。すると血流障害が起こり、注射をした血管に栄養が行き届かなくなります。この状態では皮膚が赤や紫色に変わるほか、痛みを感じるので異常が起こっていることはわかるでしょう。

血流障害を放置していると皮膚に赤みや凹みが残るばかりか血管閉塞が起こり、その部分の組織に潰瘍や壊死してしまいます。もし眉間や上まぶたなどの目の周囲の血管にヒアルロン酸を注射した場合、眼球へ栄養を運ぶ血管が壊死するため眼球の血流不全を引き起こし、最悪の場合失明というケースもあります。解剖学に精通する医師による施術であれば、最悪のケースは避けられる可能性は高くなるでしょう。一方で、そのような医師による施術でも、ほうれい線やマリオネットラインは血管が走行 が多いことから、ヒアルロン酸注射をした場合に特に血管閉塞が多く報告されている箇所です。

血管にヒアルロン酸が注射された場合、動脈への注射では皮膚が白く、静脈への注射では赤黒くなります。血流障害が起きると注射した箇所の皮膚が赤くなり、湿疹や水疱ができることもあります。このような症状が出たときは、速やかにクリニックでヒアルロン酸溶解注射の処置が必要です。血管閉塞はごく稀な症状ですが、特に動脈に発生してしまうと回復が難しく、重篤な症状の原因となる副作用なので注意したいところです。

なお、血管閉塞のほかにヒアルロン酸注射で稀に起こる副作用として、感染症もあります。何らかの病気などにより免疫が低下している方、重度の糖尿病の方、化膿したニキビや嚢胞が顔に多数ある方などに大量のヒアルロン酸注射した場合に、施術箇所の周囲に「バイオフィルム」と呼ばれる菌膜ができて感染症となるケースです。もし感染が起こった場合も、ヒアルロン酸溶解注射をした上で抗生物質を処方しての治療となります。

ヒアルロン酸注射を安全に受けるためには

メスを使う必要なく受けられるため、ヒアルロン酸注射は他の美容整形よりも比較的安全な方法です。しかし副作用はゼロではなく、前述のように軽微な副作用から重篤な症状まで起こる可能性もあります。できるだけヒアルロン酸注射を安全に受けるには、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

複数のクリニックでカウンセリングを受ける

ヒアルロン酸注射を受けるには、まずクリニック選びから始まります。施術前には必ずカウンセリングを受けますが、その際には不安点や疑問点を解消してもらえるほか、担当する医師の方針も把握できます。カウンセリングを受けてみると、その医師やクリニックが自分に合うか合わないかもわかってくるでしょう。カウンセリングの時点で納得がいかないと、そのクリニックで納得できる施術は受けられないといえます。

ヒアルロン酸注射のような美容整形は、患者のイメージを理解した上で施術を行うため、高い技術に加えてカウンセリング力も求められます。じっくりと時間をかけて話を聞いてくれるクリニックなら、信頼性も高くなるでしょう。もし1カ所のクリニックで合わないと感じた場合は、別のクリニックのカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。複数のクリニックでカウンセリングを受けていくと、自分に合ったクリニックを見つけやすくなります。

メリットだけではなくデメリットも伝えてくれる医師に依頼する

クリニックでのカウンセリングでは、患者の希望をしっかりと聞き取り、治療方針や施術の流れなどを詳しく説明してくれます。良い医師は、患者に納得して施術を受けてもらえるよう、丁寧にカウンセリングを行うものです。その際、ヒアルロン酸注射のメリットばかりを伝えてくる医師よりも、副作用のリスクなどのデメリットも同時に伝えてくれる医師の方が信頼性が高く、納得できる施術を行ってくれるといえます。

日本美容外科学会に所属している医師に依頼する

ヒアルロン酸注射は、医師の技術で良し悪しが変わります。施術後の仕上がりに大きく関わるので、納得できる仕上がりにするには、医師選びも重要です。カウンセリングの際に医師の方針などをある程度把握はできますが、実際の技術がどの程度かを判断するのは難しいでしょう。そんなときに判断材料となるのが、日本美容外科学会または日本形成外科学会に所属している、専門医資格を持っている医師かどうかという点です。

日本美容外科学会や日本形成外科学会へは長期にわたる経験を持ち、各学会の審査をクリアした医師のみ所属する資格が得られます。つまり、これらの学会に所属している医師であれば豊富な知識や経験を持つ専門医といえるのです。また、学会では最新の治療法や研究発表などが行われているため、所属する医師は常に新しい知識や技術をアップデートできているとも判断できます。

また、症例数が多い医師もその分経験を多く積んでいると考えられるため、クリニックでの症例数もチェックしておくことをおすすめします。

自分自身の体質を事前に医師に伝えておく

体内にもある成分であるヒアルロン酸は、一般的にアレルギーを起こすことが少ないといわれ、体内に注射をしても時間の経過とともに吸収されていきます。多くの人にとって安全に使えるヒアルロン酸でも、アレルギー体質の方はヒアルロン酸製剤に含まれる添加物でアレルギー反応を起こすことがある点に注意が必要です。その他にも、異物反応を起こしやすい体質の方や真正ケロイドの方は、ヒアルロン酸が吸収されずに体内に残り、しこりのような状態になることもあります。

副作用が非常に少ないヒアルロン酸でも、ごく稀にアレルギー反応などを起こす可能性があります。不測の事態を防ぐためにも、自分自身の体質についてはあらかじめ医師に伝えておくべきです。過去にヒアルロン酸注射でアレルギーなどの異常が起こったことがある方をはじめとして内服薬や麻酔薬にアレルギーがある方などは、ヒアルロン酸注射が受けられない場合もあるので、事前に医師への相談が必要です。妊娠中の方への施術を控えるクリニックもあるため、妊娠の可能性がある場合も医師にその旨を伝えておきましょう。

アフターフォローを行っているクリニックを選ぶ

ヒアルロン酸注射は、打ったら終わりではありません。施術後にさまざまな副作用が出ることもあるので、施術後にきちんとアフターフォローを受けられる体制が必要です。顔に打つヒアルロン酸は、顔面に腫れや内出血などが 生じることもあり、なかなか副作用が引かないと不安になってしまいます。そこでアフターフォローの体制が整っているクリニックを選んでおけば、副作用が長引いたときや稀に起こる重篤な副作用が見られた場合でも医師の診察を受けられ、適切な薬も処方してもらえるメリットがあります。このように、ヒアルロン酸注射で納得できる仕上がりにしたいのであれば、施術にかかる費用だけを考えてクリニックを選ぶのではなく、施術後の安全性も考えたクリニック選びも重要です。

全国4カ所に美容外科・美容皮膚科クリニックを展開する表参道スキンクリニックでは、信頼できる技術を持つ専門スタッフによるヒアルロン酸注射を受けられます。バイオテクノロジーにより精製された高品質な100%ピュア・ヒアルロン酸を使用し、一人ひとりの肌に合わせた施術を行います。もちろん、アフターフォローの体制も整っており医師の診察も受けられるので、安心してヒアルロン酸注射を受けられるクリニックとしておすすめです。

まとめ

比較的安全といわれ、気軽に受けられるヒアルロン酸注射でも、副作用が起こるリスクがあることは確かです。場合によっては重篤な副作用が生じる場合もあるため、万が一副作用が起こった場合でも適切な処置を受けるためにも事前のクリニック選びも大切です。ヒアルロン酸注射を受けるには副作用のリスクをきちんと知った上で、信頼できるクリニックを選びましょう。

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