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HIFUと糸リフトはどちらが先?たるみ治療に理想的な施術順序について解説

公開日:2025/09/29   更新日:2025/10/01

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「フェイスラインのもたつきが気になる」「輪郭がぼんやりしてきた」という方に人気のたるみ治療。HIFU(ハイフ)と糸リフトはいずれも美容クリニックで定番のたるみ治療ですが、受ける順序によってはせっかくのリフトアップ効果を台無しにしてしまうことも考えられます。今回は、HIFUと糸リフトを受ける際の順番や理想的な施術間隔について解説します。

たるみ治療は土台のゆるみ改善からスタートがセオリー

顔のたるみが気になる場合、皮ふの内部から引き上げる糸リフトから受けたくなってしまいますが、土台となる皮ふがゆるんでいると糸リフトの効果が存分に発揮できない可能性があります。そこでまず必要となるのは土台の引き締めです。土台となる筋膜のゆるみを引き締めることで、糸リフトの効果が相乗的にアップします。

まずはHIFUで土台の引き締めから

HIFUは高密度焦点式超音波と呼ばれる超音波を使い、皮ふを支える土台の役割を果たしている「SMAS筋膜」までピンポイントに熱エネルギーを届けます。HIFUによって熱を与えることで、ゆるんだSMAS筋膜を引き締め、同時にコラーゲンの生成を促してくれるというのがHIFU治療の魅力です。メスを使わずにリフトアップ効果を得られるため、「切らないフェイスリフト」とも呼ばれ、はじめてのたるみ治療に大変人気の高い施術です。先にHIFUで引き締め、土台を整えておくことで糸リフトの効果をアップさせることにつながるため、糸リフトで引き上げを検討している場合であっても、たるみが気になる場合は先にHIFUから受けておくことをおすすめします。

糸リフトでリフトアップ&固定

糸リフトは、返しのついた特殊な糸を皮下に挿入し、たるみの気になる部位を物理的に引き上げることでたるみやもたつきを解消する施術です。即効性が高く、施術直後からリフトアップを実感できるうえ、リフトアップ力も高いため、根深いたるみのも対応できるのが魅力です。
糸リフトで使用した糸は時間をかけて溶け、体内に吸収されていきますが、糸リフト後にHIFUを受けてしまうと、HIFUの熱が糸に影響を及ぼし、糸の分解を早めてしまうというデメリットがあります。

HIFUと糸リフトの施術間隔

HIFUを受けたあとに糸リフトを受ける場合、直後の施術もクリニックによっては可能ですが、HIFUの照射後2週間ほど間隔をあけてから糸リフトを受けるのが理想的です。HIFUのダウンタイムは数時間~数日のあいだ肌の赤みや腫れ、筋肉痛の痛みといった症状が出る程度ですが、皮ふの内部には炎症や腫れが起こっているため、それらが落ち着いてから糸リフトを受けたほうが、施術中の痛みや内出血といったリスクを最小限に抑えることができます。
また、糸リフトを先に受けたあとにHIFUを受けたいという場合は、糸がしっかりと皮下に定着するまで1ヵ月以上の間隔をあけましょう。

たるみ治療なら表参道スキンクリニックへ

表参道スキンクリニックでは、HIFUや糸リフトといった基本的なたるみ治療はもちろん、フェイスリフトの名医として業界で知られる中西雄二医師による、たるみを根本から解消するフェイスリフト治療も行っています。「たるみを解消して若々しいフェイスラインを手に入れたい」「シワやたるみの悩みをすっきり解消したい」という方は、ぜひ当院のカウンセリングにお越しください。

本ページの監修医師

江原 真貴子医師

経歴

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

称号・資格

日本形成外科学会認定専門医

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