2018.11.25日韓合同ライブサージャリーレポート

平成30年11月25日、表参道スキンクリニック表参道本院の5階部分が外科センターとして新規オープンいたしました。その当日行われたのが、韓国鼻形成分野の第一人者であるザ・プラス美容外科ジョン・ジェヨン先生をお招きしての技術講習会です。
ジョン先生は長年の豊富な経験から多くの論文や著書を発表、韓国国内に留まらず国外の医師にもその先端医療技術を教示している、世界的な鼻整形の権威です。
今回の講習会ではジョン先生を指導医として迎え、上原医師、小原医師、細井医師の三名がオペを担当しました。

当日は朝8時30分からオペのカンファレンスが開始されました。統括医療部長の中西医師を始め、表参道スキンクリニックグループの医師が多数参加し、患者様のお写真や頭蓋骨のCTを見ながら施術について細かい部分まで徹底的に話し合いを重ねました。

カンファレンスが滞りなく終了した後はクリニックに移動して写真撮影へ。カンファレンスでは緊張感のあるジョン先生と当院の医師でしたが、撮影時は和やかな雰囲気に様変わりしていました。

オペ前のカウンセリングにもジョン先生が立ち会い、最終的な確認を患者様と執刀医が行います。

オペが行われる5階の外科センターは工事が完了したばかりの綺麗な内装のため、患者様にも安心して施術を受けていただける清潔な環境が整っています。

小原医師と細井医師が担当したオペは、鼻筋を高くするためにプロテーゼを用いた隆鼻術、鼻筋を細くスマートにする鼻骨骨切り、鼻先を整える鼻尖形成術に加え、鼻づまりなどの疾患を治療するための鼻中隔彎曲矯正術、下鼻甲介形成術の5つ、全て鼻の施術を行います。

上原医師が担当したオペは、同じく鼻を美しくするための隆鼻術、鼻尖形成(鼻翼軟骨移動術)、鼻骨骨切りの3つの鼻の施術と、目を大きくし二重にするための全切開、目頭切開の施術も同時に行う内容です。
異なる2つのオペは別々の手術室で同時に行われ、ジョン先生には2部屋を往来しながら指導医として立ち会っていただきました。

今回のオペでは、鼻の施術はどちらもオープン法で行われました。オープン法は術野が広がり、より細かい処置が可能となります。切開のため縫合は避けられませんが、小原医師と上原医師は形成外科専門医のため、最小限の傷跡に抑えて施術を行うことができます。

鼻を専門領域とするジョン先生は、今回鼻のみのオペを行う小原医師、細井医師に対して多くの時間を割いて助言をくださり、小原医師と細井医師は丁寧にそれを確認しながら施術を進めていきました。
具体的な施術内容についての助言以外にも、「鼻の奥の内部や細かい部分を見る際には、ほかの照明はすべて消した暗い中で、ヘッドライトのみを照らす方がやりやすい」、といったことなど、長年の経験を生かしたテクニックが教示されました。

全切開と目頭切開の施術から始まった上原医師のオペは、術中も患者様のデザイン確認が必要なため、意識を保てる局所麻酔で行われます。
上原医師は、デザイン確認以外でも、「緊張していますか?」や「不安なことはありますか?」と、患者様に寄り添う会話をしたり、「目頭側の脂肪を取ると二重の入りが綺麗になるの。」と、自身のこだわりを患者様に伝えるような語り掛けをしていました。

ジョン先生は上原医師のオペが鼻に進むと、言葉だけではなく自らも手袋をはめてプロテーゼの説明をするなど、実践的なことを具体的に教示してくださいました。
同じオペでも患者様の状態や執刀医の経験、クセによっては助言も異なるものになってきます。なおかつ、鼻は細かい軟骨が重なり合ってできている複雑な構造をしており、実際にメスを入れてみないと分からないことが多くある部位でもあります。
ジョン先生は、それぞれの医師の力量や現場の様子を鋭く観察しながら、より的確な助言をくださり、立ち会った医師が頷く場面が多く見受けられました。

オペが終了したあとは、TVなどでも活躍する友利医師も駆けつけ、ジョン先生と再び写真撮影を行いました。
講習会の最後は、上原医師と井上医師にジョン先生を交えて年明けに行われるオペのミーティングが行われ、ここでも深く掘り下げたオペの話し合いが重ねられました。

今回の講習会では、世界的に有名なジョン先生がオペに立ち会うという貴重な機会をいただきました。今回の講習会を経て、新しい外科センターの華々しいこけら落としとなったことはもちろん、日韓技術交流に貢献してくださったジョン先生には感謝の念に堪えません。表参道スキンクリニックは、国内外を問わず講習会や多様な交流を通して、常に意欲的な技術向上に努めており、今後もより良い医療技術の提供に全力で取り組んでまいります。

2018.12.04