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シミ治療としわ治療は同時に受けられる?おすすめの順序と治療方法について解説

年齢を重ねるごとに気になり始めるシミとしわのお悩み。「シミもしわもいち早く改善したい!」という場合、どちらを優先して治療するべきか迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。シミ治療としわ治療を受けるおすすめの順序や、シミ・しわを改善する治療の種類について解説します。
Contents
まずはシミから解消がおすすめ
シミ、しわの改善を希望する場合、まずはシミの治療からスタートするのがおすすめです。
シミ治療の種類
シミの治療はシミの種類によって異なります。
一般的なシミの場合は、QスイッチYAGレーザーによって気になるシミをスポットで破壊する治療に外用薬などを併用する治療がおすすめです。
ひとつひとつのシミが小さく、広範囲に広がっていて施術後にテープを貼ることが難しいシミにはレーザーフェイシャルやフォトフェイシャルによる肌治療が適しています。
肝斑の場合は、肝斑に特化したピーリング「リバースピール」やレーザートーニングによる治療を行います。
シミはその種類によって適切なアプローチが異なるため、どのタイプのシミなのかを適切に診断して治療することが改善の近道です。
表参道スキンクリニックでは、肌画像診断システム「re-Beau」による肌診断を導入しています。
しわ治療の種類
しわの原因は、加齢による弾力の低下やたるみ、肌の乾燥や紫外線による肌ダメージの蓄積などさまざまです。
しわは、その深さや広がり方によって治療方法が異なります。
皮ふの表面にできた浅いちりめんじわや、肌の弾力が失われてしぼむことによって表れる真皮じわにお悩みの場合、ヒアルロン酸注入による治療やHIFU(ハイフ)による引き締め治療が適しています。
また、プルリアルデンシファイなどの肌育注射もちりめんじわ・真皮じわの改善には適している治療です。
表情じわ(眉間・あご・バニーラインなど)が気になる場合は、ボトックス注射による治療が適しています。
ほうれい線やマリオネットラインにあらわれるたるみ由来のしわには、糸リフトやトータルフェイスリフトによる改善がおすすめです。
アンチエイジング治療でシミ治療を優先すべき理由
シミ治療を優先したほうがいいかどうかは、受ける施術内容によって異なります。
たとえばボトックス注射による表情じわの改善を行う場合、注射直後にレーザー照射によるシミ取り治療を行うと、レーザーが注射跡に反応して火傷を引き起こすリスクがあります。
また、ボトックスの薬剤は熱に弱いため、熱を与えるタイプのシミ治療によって効果が弱まるリスクがあります。
一方、ヒアルロン酸注入の場合は注入層が異なるため、熱による影響で溶けてしまうことはありませんが、注入後は2週間ほど間を空けるのが望ましいとされています。
このように、同時治療の相性が良くないケースもあるため、まずはシミ治療からスタートし、間隔をあけながらしわのお悩みを改善していくという順序が一般的です。
とはいえ、施術内容によっては同時に受けられる治療やしわ治療を優先すべきケースもあり得ますので、カウンセリング時に個別に相談することが大切です。
シミもしわも解消したい方は表参道スキンクリニックへ
表参道スキンクリニックでは、患者様一人ひとりの肌の状態を適切に診断し、最適な治療方法を提案しています。
理想的な治療の順序やサイクルは患者様によって異なりますので、肌の状態やお悩みにあわせたオーダーメイドの治療を行っています。
「最短でシミもしわも解消したい」という方は、ぜひ一度カウンセリングでご相談ください。
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本ページの監修医師
江原 真貴子医師
経歴
- 所属学会
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日本美容外科学会(JSAPS)
日本形成外科学会
日本美容皮膚科学会
- 称号・資格
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日本形成外科学会認定専門医