ヒアルロン酸は注入から肌育の時代へ。ふっくら肌をつくる最新おすすめ肌治療
公開日:2024/04/06 更新日:2024/06/07
顔のくぼみや小じわを手軽に改善できると人気のヒアルロン酸注入。ですが最近は、ヒアルロン酸をスポットで注入するのではなく、ヒアルロン酸入りの製剤を肌全体に導入することで肌質そのものを改善し、ふっくらとした肌を目指す肌治療が流行の兆しを見せています。
肌育に適したヒアルロン酸入り製剤の種類や導入方法、期待できる効果や持続期間について解説します。
Contents
気になる顔のくぼみや小じわは“肌育”がトレンド
年齢とともに気になり始める顔のくぼみや小じわ。これまでは、気になるパーツにスポットでヒアルロン酸を注入することで肌を内部から物理的に持ち上げるアンチエイジング治療が主流でしたが、最近は肌質改善によって肌をリモデリング(再構築)することでくぼみや小じわを改善する“肌育”がトレンドになりつつあります。
注入によって肌を物理的に持ち上げるのではなく、コラーゲンやエラスチンの産生を促進することで肌そのものをふっくらと改善に導くのが特徴で、肌組織を根本から再生していく治療です。
肌育に適した薬剤は?
肌育に適した薬剤には次のようなものがあります。
プロファイロ
プロファイロはイタリア製のヒアルロン酸製剤です。流動性の高いヒアルロン酸が肌内部に拡散し、コラーゲンやエラスチンの産生をたすけるので、一度の治療で肌全体をフォローすることができるのが魅力です。また、架橋剤不使用でアレルギーが出にくいのもプロファイロの特徴。
初回注入後は1ヵ月あけて再注入を行い、その後は半年から一年程度の頻度で注入を行います。
ジュベルック
ポリDL乳酸とヒアルロン酸を含んだ韓国製の製剤です。ポリ乳酸が肌の線維芽細胞を刺激することでコラーゲンやエラスチンの産生効果が得られます。
気になるパーツへの注入のほか、ポテンツァやエリシスセンス、ダーマペンなどを使って肌全体に導入するのもおすすめです。
効果の持続期間はおよそ12ヵ月程度です。
キウセラ(Kiusera)
キウセラは日本ではまだ取り扱いが少ないポリDL乳酸とヒアルロン酸を含んだ韓国製の製剤です。表参道スキンクリニックでは全国でいち早く2024年4月より取り扱いを開始しました。
ポテンツァやエリシスセンス、ダーマペンなどを使って肌全体に導入するのがおすすめで、ポリDL乳酸によるコラーゲンやエラスチンの産生効果により、施術後3週間前後で肌にハリを感じはじめます。また施術直後はヒアルロン酸によるうるおい効果も感じられると、肌育に大変効果を感じやすいと人気の施術です。
4週に一度の導入を3回行ったあとは12ヵ月に一度リタッチを行うことで状態をキープします。
肌育に適した導入方法は?
肌全体をふっくらとした肌へ導くには、薬剤を最適な方法で導入するのも大切です。
当院では、ニードルRF(ポテンツァ・エリシスセンス)によるドラッグデリバリーやダーマペンを使って肌全体に行き渡らせ、エレクトロポレーション(ケアシス)によってさらに深部に浸透させる組み合わせ治療をおすすめしています。
また、古い角質や汚れをリセットすることで導入しやすい肌をつくるピーリング治療「ララピール®」との組み合わせもイチオシです。
肌のへこみや小じわを内側からケアしながら、毛穴ひらきやくすみといった他の肌悩みもまとめてケアすることができますので、肌育をしながら肌質改善に取り組みたい方は、ぜひ一度当院のカウンセリングにお越しください。