ボトックス注射で笑顔がひきつることはある?安心できるクリニックの見分け方

公開日:2022/09/02 更新日:2022/09/02

ボトックス注射は多くの方たちから注目を集めている美容医療の一つです。ボトックス注射を打つことで、強い痛みを感じることなく、しわやたるみを改善できます。また、ボトックス注射はダウンタイムがほとんど必要なく、副作用の起こりにくさも人気の秘訣です。

しかし、施術箇所や製剤の注入量を誤った場合、笑顔がひきつることもあるので注意しなければなりません。

本記事では、ボトックス注射の効果や注入する部位について確認した上で、ボトックスで笑顔がひきつるケースを解説します。あわせて、ボトックス注射で失敗しないためのコツや安心できるクリニック選びのコツなども紹介します。

ボトックス注射は表情じわの改善が期待できる

ボトックス(※)とはボツリヌス菌が生み出すタンパク質A型ボツリヌストキシン毒素製剤のことです。毒素と聞いて驚かれる方も少なくありませんが、ボトックスに使われるボツリヌストキシン毒素は身体に有害な要素はないため安全です。

ボトックス注射には筋肉の動きを緩め、しわを改善する作用があります。目尻や額、眉間、鼻根部、鼻の下、口角、顎、ほうれい線のくぼみの部分といった表情じわに効果がある他、これらの部位におけるしわ予防にも効果的です。

ボトックスは30歳から60歳頃までの女性に特に人気で、前述の部位における表情じわを伸ばすために打つ方が多い傾向にあります。もちろん、男性でボトックス注射を打つ方も少なくなく、男性の場合は眉間のしわを改善するために打たれる方も多いです。

注入にかかる時間はクリニックによって多少差があるものの10〜15分程度です。施術後2日から1週間ほどで効果を実感できるようになり、効果は4〜6カ月程度持続します。

※ボトックス/BOTOXは米アラガン社の登録商標です。国内ではグラクソ・スミスクライン株式会社が許諾を受けて取り扱っています。

表情じわ改善でボトックス注射を注入する部位

表情じわの改善でボトックス注射を打つ部位は下記の5つです。

・眉間
・目尻
・額
・口角
・エラ

それぞれ詳しく解説します。

眉間

眉と眉の間は表情筋によって動いているため、表情の癖がしわになることも多いです。

眉間にしわが深く刻まれていると、実際の年齢よりも上に見られることも少なくありません。また、眉間のしわは不機嫌な印象を相手に与えたり、相手から厳めしい表情をしていると捉えられたりする原因にもなります。

ボトックス注射を正しい箇所に打つことで、しわを改善できます。眉間のしわを改善することで、顔全体が若々しくなったり、他者から好意的イメージを抱いてもらいやすくなったりするでしょう。

目尻

目尻のしわは加齢によって刻まれるのが一般的です。目を閉じる眼輪筋が作る笑いじわは相手に好印象を与える効果があるものの、人によっては気になるかもしれません。

また、目尻周辺の皮膚が衰えると小じわが増えるため、目尻周辺に残っている無数の小さな線が気になる方もいます。

ボトックス注射を打つことで、加齢による目尻のしわの改善も可能です。

額のしわのほとんどが横じわです。額に横じわが生じる主な原因は、額にある前頭筋という表情筋の衰えです。前頭筋は眉の上げ下げを行ったときに動く筋肉で、前頭筋の筋力が低下するとたるみとなり、横じわになります。

ボトックスで筋肉の働きを抑制することで、皮膚を平らにできます。皮膚が平らになると、しわが目立たなくなりますので、若返りを実感できるでしょう。

ただし、ボトックス注射で可能なしわの改善は前額の上3分の2程度のしわに限られます。眉に近い前頭筋は表情に大きく影響するため、ボトックス注射を打つことはおすすめできません。

口角

口角の下の縦線状のしわは頬が下垂し、それによって口周囲の皮膚と筋肉が下垂すると生じます。また、口角は皮膚が薄いため、肌が乾燥しやすく、しわが出やすい部位です。

ボトックス注射を打つことで、口角を引き下げる筋肉の働きの抑制が可能です。その結果、口角の下にあるしわの改善を期待できます。

エラ

エラとは下顎の側面で、具体的な位置は左右の耳下から顎の部分です。エラ張りは咬筋の発達が原因となっているケースが多いです。エラがあると、顔が大きく見えたり、ぼってりとした印象になったりします。

ボトックス注射を打つことで、下顎の側面のボリュームが減り、フェイスラインがスッキリします。

ボトックス注射で笑顔がひきつることはある?

ボトックスは筋肉の収縮を抑制し、筋肉の動きを抑えることでしわやたるみを改善する施術です。施術のこうした特質上、ボトックス注射を打つことで笑顔がひきつるのではないかと不安視される方もいます。

ボトックス注射において適切な分量の製剤を打ち、製剤の注入箇所を間違えなければ、笑顔がひきつるなどのトラブルが起こることは基本的にないでしょう。一方、必要以上の量の製剤を注入したり、施術を受ける頻度が過度に多かったりした場合には、笑顔がひきつるなどのトラブルが生じるかもしれません。

例えば、目尻にボトックスを過度に注入すると開眼や閉眼に影響が出るため、目が笑っていないように見えることもあります。また、頬の筋肉に効果が必要以上に出ると、笑ったときに頬が上がらないため笑顔が不自然に見えます。

その他にも、額と眉間に製剤を同時注入する際は注意が必要です。眉毛の外側の部分が上がり、眉毛外側過度挙上(スポックブロー)の状態になります。眉が不自然に上がることで、違和感が出るだけでなく、眉が上がっていることから怒っているような印象を他者に与えかねません。

ほうれい線の治療を目的にボトックスを打った場合にも、笑顔がひきつることがあります。例えば、ボトックス注射で製剤を正しい箇所に注入できなかった場合、筋肉が緩み、表情筋が働かなくなり、表情がなくなります。顔面の上部は筋肉が働き、通常の笑顔を作ることができる一方、顔面の下部は筋肉の動きが抑制されて動かなくなることも。こうなると、顔全体を見たときに表情に不自然さを感じるはずです。

一方、額は筋肉をあまり動かさない部位であり、かつ顔の表情を大きく左右する部位ではないため、製剤を過度に注入した場合などであっても笑顔がひきつる原因にはなりにくいです。

ボトックス注射を打つことで笑顔がひきつったり、表情が分かりにくくなったりした場合、自然に症状が改善されることがほとんどです。ボトックスの持続期間は4〜6カ月程度のため、施術によって表情に違和感が出た場合でも、数カ月かけて元の状態に少しずつ自然に戻ります。

ボトックス注射の注意点

ボトックス注射を打つと、笑顔のひきつり以外にも、症状や状態に悩まされるケースがあります。例えば、口角にボトックスを打つと、かむ力が弱まることもあります。かむ力が弱くなり、特に硬い食べ物をかむときに違和感を覚えることもあるでしょう。

あるいは、上瞼の筋肉に薬剤が拡散した場合、眼を開けたり閉じたりするのが難しくなることもあります。また、タレ目にすることを目的としたボトックス注射で多い副作用がドライアイです。下瞼の目の際にまで製剤の効果が作用した場合、瞼のラインが下がり、状態によってはドライアイになることもあるので注意してください。

また、ボトックスの施術は施術者の力不足、あるいはミスが生じた場合、顔が左右で非対称になることもあります。人間の顔は完全な左右対称ではありませんが、施術において製剤の注入量を間違った場合などには、施術前よりも顔が左右非対称になるので気を付けてください。

ボトックス注射で失敗しないためには?

ボトックス注射で失敗しないためのコツは下記の2つです。

・副作用を理解して施術を受ける
・安心できるクリニックを選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

副作用を理解して施術を受ける

ボトックス注射はダウンタイムが少なく、副作用が起こりにくい施術であるため、フルタイムで働かれている方も受けやすい美容医療です。しかし、ボトックス注射を受けたことで生じる副作用の度合いには個人差があるため、人によっては想定していた以上に重い症状に悩まされるかもしれません。そのため、健康状態に不安を抱えている方や肌が敏感な方は、医師に状態や懸念事項を施術を受ける前にしっかりと説明しておくようにしましょう。

ボトックスに使用されるボツリヌストキシンは神経毒素の一つです。一般的には身体に害をおよぼすことはありませんが、重症筋無力症や筋萎縮性側索硬化症といった神経筋接合部に障害のある方は、重度の副作用が起こる可能性が高いです。また、ボツリヌス菌が原因で食中毒を起こしたことのある方も注意してください。その他にも、呼吸器に障害のある方は、施術後に呼吸困難を起こす可能性があります。

妊婦や授乳中の方は胎児や乳児に悪影響を与える危険性があるため、ボトックスによる施術を控えるようにしてください。妊活中の方がボトックス注射を受けることは禁止されているわけではありません。しかし、ボトックス注射を打ったタイミングによっては、胎児に影響を与える可能性もあるので気を付けましょう。

安心できるクリニックを選ぶ

ボトックス注射を受ける際は、安心できるクリニックを選ぶようにしてください。施術後に笑顔がひきつるなどの状態は、施術者のミスによって起こることがほとんどです。

クリニックを選ぶにあたって優先する条件は人それぞれですが、割安感やお得感、予約の取りやすさといった理由だけでクリニックを選ぶのは危険です。

安心できるクリニックに出会うためには、インターネット上の口コミがある程度役立つはずです。インターネット上の口コミは全面的に信頼できるわけではありませんが、悪い口コミが極端に多いクリニックへの通院は控えた方が無難でしょう。当然のことながら、肯定的な口コミが多いクリニックの方が安心できます。

また、身近にボトックス注射を受けたことがある知人や、ボトックス注射以外の施術であっても美容クリニックに通院している知人がいる方は、おすすめのクリニックを紹介してもらうことをおすすめします。クリニックの対応への評価や施術の満足度には個人差があるものの、知人による感想は役に立つはずです。

安心できるクリニックの見分け方

安心できるクリニックの見分け方は下記の3つです。

・ボトックス注射の施術実績のある医師がいるか
・カウンセリングに力を入れているか
・厚生労働省の承認を得ている製剤を使用しているか

それぞれ詳しく解説します。

ボトックス注射の施術実績のある医師がいるか

ボトックス注射について、針と糸を用いる施術よりも簡単に行えるといったイメージを抱かれる方もいます。しかし、施術で注入した製剤は筋肉の働きに作用するため、誤った施術を行った場合は笑顔がひきつる、副作用が長引くといったトラブルが生じるため注意が必要です。

こうした事態を防ぐためには、ボトックス注射の施術実績が豊富にある医師の施術を受ける必要があります。適切な施術を行うためには、神経や脂肪、筋組織などについての知識も不可欠です。

副作用には個人差がありますが、正しい方法で施術を行うことで、必要以上の副作用が起こることは回避できます。ボトックス注射を打つ際は、施術実績が豊富な医師の施術を受けるようにしましょう。

カウンセリングに力を入れているか

ボトックス注射の施術者には技術だけではなく、カウンセリング力も求められます。患者には肌トラブルを抱えている方やボトックスと併用が認められていない薬を常飲している方もいるでしょう。カウンセリング時に患者の状態や抱えている疾患について聞き出すことができなかった場合、大きなトラブルに発展することもあります。

また、美容医療において施術後の効果は人によって感じ方が異なります。施術者が施術前よりもしわが改善されたと判断した場合でも、患者はしわが思うように改善されていないと感じるかもしれません。施術者と患者の間で施術後の効果についてギャップが生じることを防ぐためには、患者がどのような効果を期待しているか事前に把握しておく必要があります。また、患者は施術後に予想される効果について説明してもらい、納得した上で施術を受けましょう。

クリニックを選ぶ際は、カウンセリングの有無はもちろん、誰がカウンセリングを行うかにも着目してください。

厚生労働省の承認を得ている製剤を使用しているか

注射に使用されるボツリヌストキシン製剤には複数の種類があります。ボトックスビスタやゼオミン、ニューロノクス、ディスポートが一般的に使用されている製剤です。

しかし、日本で厚生労働省が承認している製剤はボトックスビスタのみ。それ以外の製剤は厚生労働省から認可を得ていません。ボトックスビスタは日本だけではなく、アメリカやヨーロッパ諸国など世界各国でも承認されており、品質管理が徹底して行われた製剤です。

ボトックス注射を受ける際はクリニックまでのアクセスや価格だけではなく、どの製剤を使用しているのかも確認するようにしましょう。

まとめ

ボトックス注射とは筋肉の動きを抑制することでさまざまな美容効果を得ることが期待できる施術です。一方、製剤の量を誤ったり、過度に効果が出てしまったりした場合には、笑ったときに顔がひきつったり、不自然な笑顔になったりすることがあります。

ボトックスは半永久的に効果が持続する施術ではないため、施術後に顔の表情が不自然になった場合でも、元の状態に自然に戻ることがほとんどです。とはいえ、美容効果を期待して施術を受けた結果、不自然な表情になっては本末転倒でしょう。

ボトックスを検討している方には表参道スキンクリニックがおすすめです。当院では、施術を行うのは医師、もしくは専門医の教育をしっかり受けたスタッフです。肌の状態に合わせて施術を行うので安心できます。

また、当院は製剤にもこだわっており、ボトックスビスタのみを使用しています。ボトックスビスタはアメリカやヨーロッパ諸国でも利用されており、日本で厚生労働省の承認を受けた唯一の製剤です。

ボトックスは施術後にアフターケアをしっかりと行うことで、施術による肌トラブルを回避できます。当院では医療機関ならではのアフターケアを行っている他、医師の診察もあるため安心です。

当院は全室個室となっているため、プライバシーの確保はもちろん、リラックスして施術を受けられます。

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