ボトックス注射の副作用9選│失敗しないためのクリニック選びはどうすればよい?

公開日:2022/09/02 更新日:2022/09/02

ボトックス注射はダウンタイムが少なく、副作用があまり出ないことでも知られています。しかし、肌質や肌の状態によっては思っていた以上の副作用が起きることもあるので注意が必要です。また、事前のカウンセリングが不足していた場合や、施術者のスキルによっても副作用が起きます。

本記事では、ボトックス注射による施術について解説した上で、ボトックス注射の副作用を9つ紹介します。あわせて、ボトックス注射を受けられない場合や施術を受ける際の注意点、さらには副作用を防ぐための方法も見ていきましょう。

ボトックス注射による施術について

ボトックス注射とは、ボツリヌス毒素から抽出したたんぱく質の成分が入った製剤を注射器で注入する施術です。筋肉の働きが緩むため、しわやエラ、たるみの改善の他、小顔効果やリフトアップを期待できます。その他にも、多汗症やワキガの改善、肩こりにも効果があるといわれています。

製剤の成分に毒素が関係していると聞いて不安に思われる方もいますが、ボトックス注射で使用されている製剤の主成分はボツリヌス菌から抽出した天然たんぱく質です。毒性がないため、身体に投与することで悪影響をおよぼすことはありません。

ボトックス注射はアメリカやヨーロッパ諸国でもよく知られている美容医療の一つです。日本では、厚生労働省がボツリヌス毒素製剤の製造販売を2009年に承認して以来、約10年で推定170万人程度が施術を受けたとされています。

ボトックス注射の施術時間は5分程度で、ダウンタイムは基本的に必要ありません。効果は製剤の注入後2日程度で実感できるようになり、1週間くらいでピークに達します。ただし、ボトックス注射の効果は半永久的ではなく、持続期間は約4〜6カ月程度です。

ボトックス注射の副作用9選

ボトックス注射の副作用は下記の9つです。

・施術中に痛みを感じる
・腫れや内出血などの症状が表れる
・アレルギー反応が出る
・頭痛が生じる
・表情が不自然になる
・かむ力が弱くなる
・仕上がりが左右非対称になる
・思ったような効果が得られない
・皮膚がたるみやすくなる

それぞれ詳しく解説します。

1.施術中に痛みを感じる

ボトックス注射は注射器を用いて行う施術です。そのため、針を刺したときにチクッとした痛みを感じます。

痛みの感じ方は人によって異なりますが、ボトックス注射で強い痛みを感じる方は少ないです。ボトックス注射で用いられている針は非常に細く、予防接種で多く用いられている針よりも細いといわれています。そのため、予防接種のときに感じる痛みに耐えられる方であれば、問題なく施術を受けられるでしょう。

また、多くのクリニックが施術中の痛みを軽減するために麻酔を使っています。痛みに不安を感じる方や、痛みを感じやすいという方は医師にその旨を相談してみてください。麻酔の量を増やすなどの対策を施してくれるはずです。

2.腫れや内出血などの症状が表れる

ボトックスは注射器の針を表皮に刺して製剤を注入する施術です。針を刺したことによって、腫れや内出血が起こることもあります。

ボトックス注射で生じる腫れや内出血はファンデーションやコンシーラーで隠せる程度であることが多く、症状も2週間くらいで消えるでしょう。

腫れや内出血は肌質や肌の状態によって差が出ますが、施術者の技術力によっても左右されます。そのため、腫れや内出血を抑えるためには、クリニックや医師の見極めが必要です。

3.アレルギー反応が出る

ボトックス注射はアレルギー反応が出るリスクが低い施術で、アレルギーテストが施術前に行われることもありません。また、身体への害も少ないため、アレルギー反応について心配ないことも多いです。

ただし、人によってはボトックス注射の施術を受けたことでアレルギー反応が出て、赤みや腫れが生じることもあるので注意してください。これらの症状が生じた場合、1週間前後で改善されることが多いようです。

アレルギー反応について不安な方は、医師に必ず施術を受ける前に相談するようにしましょう。

4.頭痛が生じる

ボトックス注射を受けた後、頭痛が生じる方も珍しくありません。ボトックス注射を打つと、これまでとは違う筋肉が動くことになるため、顔の形が少々変わることがあります。それは、従来とは顔の支え方が変わり、異なる筋肉に負担がかかっているためです。顔のバランス崩れによって生じる頭痛は数日程度で自然に治ります。

しかし、発熱やめまい、吐き気などといった症状がある場合は医師に相談してください。製剤が身体に合わなかった、もしくは施術中に何かしらのミスが起きた可能性もあります。

5.表情が不自然になる

ボトックス注射を受けた後、表情が不自然になることもあります。例えば、下記のような表情になることがあるようです。

・笑顔が不自然
・引きつったような表情
・顔がこわばっている
・口角が下がっている
・口角が上がる角度に左右差が出る

前述したとおり、ボトックス注射は筋肉の働きを抑制することで、リフトアップやたるみの改善などを期待できる治療法です。しかし、筋肉が過度に抑制されると、どことなく不自然な表情に見えたり、思うような表情を作れなくなったりします。

ボトックス注射は半永久的に効果が続く施術ではないため、これらの症状が出た場合でも数週間から数カ月で自然に改善されることがほとんどです。

施術後の表情の不自然さは施術者が製剤の注入量を誤ったり、複数箇所に同時に注射をしたりした場合に起こります。施術後、表情に違和感がないようにするためには、クリニック選びがポイントです。

6.かむ力が弱くなる

フェイスラインの改善や肩こりの改善を目的にした施術を行った後、かむ力が弱くなることもあります。小顔効果を目的とした施術では、かむときに使う顎の筋肉の働きを緩めるため、食事中にいつもよりかむ力が弱くなったと感じるケースもあります。特に、硬い食べ物をかむときに違和感を覚えがちです。

施術後、かむ力が弱いと感じた場合でも、1週間程度で気にならなくなることがほとんどです。また、食べ物がかめないくらい、かむ力が弱まるということは基本的にありません。

7.仕上がりが左右非対称になる

人間の顔は左右非対称です。しかし、ボトックス注射を打ったことで、顔が施術前よりも左右非対称になることもあります。

その原因の一つとして、施術者の技術力の不足が挙げられます。施術者はボトックス注射を打つにあたり、顔の左右の筋肉量を把握し、それぞれの位置に定まった量の製剤を注入しなければなりません。施術者が注入量や注入箇所を誤った結果、顔が施術前よりも左右非対称になることもあります。

また、仕上がりが左右非対称になる原因は施術者の技術力の不足やミスだけではありません。左右の筋肉に同じ量のボトックスを注入した場合でも、効果の度合いが左右で異なると顔が左右非対称になります。

顔が左右非対称になった場合、1カ月前後で状態が改善されるはずです。施術から1カ月前後経過しても状態が改善されない場合、筋肉の動きが強い方に製剤を注入することで改善することもあります。

8.思ったような効果が得られない

ボトックス注射を受けても、思い描いていたような効果が得られないと感じることもあります。ボトックス注射は整形のように大きな変化を得られる施術ではありません。そのため、ボトックス注射を受けることで激変できると期待していた方は、施術後に効果があまり得られなかったと感じることもあるでしょう。

また、ボトックスは弱いたるみの他、表情筋の動きが原因で生じるしわに効果がある一方、強いたるみや無表情のときに刻まれているしわには不向きです。これらの症状で悩みを抱えている方は、別の施術やボトックス注射と他の施術を組み合わせる必要があるかもしれません。

その他にも、施術者の技術力が低かった場合、ボトックスで本来得られるはずの効果を得ることができません。該当箇所に適切な量の製剤を注入しなかったり、注入位置を誤ったりした場合には、本来得られるはずの効果が得られないだけでなく、副作用が起きる原因にもなります。

9.皮膚がたるみやすくなる

ボトックス注射を受けたことで、皮膚がたるみやすくなることもあります。特に、年配の方や皮膚が薄い方、皮膚の弾力性が低い方は筋肉が緩むと表面の皮膚が余るため、たるみになりやすいです。

筋肉の働きを抑制することで小顔効果が得られるボトックス注射ですが、表面の皮膚の余った量によってはたるんで見えてしまうこともあります。

皮膚の強いたるみが気になる方や施術によってたるみが生じないか不安な方は、施術前に医師に相談してください。

ボトックス注射が受けられない場合もある

ボトックス注射は誰でも受けられる施術ではありません。下記に該当する方は、状態によってはボトックスの施術が認められないケースもあります。また、ボトックス注射を受けられる場合であっても、健康状態が保証されるわけではないため注意が必要です。

・神経疾患のある方
・高齢の方
・妊娠中、および授乳中の方

それぞれ詳しく見ていきましょう。

神経疾患のある方

神経疾患などを抱えており神経筋伝達に影響を与える薬を飲んでいる方はボトックス注射を打つことはできません。

ボトックスは神経筋接合部に影響を与え筋肉の働きを緩めます。そのため、薬の効果の相殺や、薬の効果が想定以上に高まることが懸念されます。

例えば、ボトックスと併用してはならない薬剤は抗生剤、リンコマイシン系の抗弛緩剤、抗痙攣罪剤、精神安定剤、ぺニシラミン、キニジンなどです。

高齢の方

高齢の方にはボトックス注射は推奨されていません。厚生労働省は65歳以下の方にボトックスの効果があると提示しています。

また、高齢の方は持病を治療するために、ボトックスと併用不可の薬を服用していることも少なくありません。常飲している薬がある方は、ボトックスと併用不可の薬でないか必ず確認してください。

妊娠中、および授乳中の方

妊娠中や授乳中の方にとってボトックス注射はリスクがあります。妊婦や授乳中の方がボトックスを打った場合、胎児や乳児に悪影響を与えるかもしれません。

妊娠中にボトックスを打っても問題がなかった方もいますが、安全であることが証明されているわけではありません。

ボトックス注射は施術後の修正が難しい

施術において誤った箇所に製剤を注入したり、必要以上の製剤量を注入したりした場合、表情が不自然になったり、合併症が生じたりすることがあります。

このような事態が起きた場合には修正が困難です。ボトックスは半年前後で効果が切れるため、注入時にミスがあった場合でも自然に状態が改善されます。

失敗の度合いによっては、ボトックスの効果が切れるよりも前に施術によって元の状態に戻せるケースもあります。しかし、それは非常に難しいことですので、施術中のミスを回避できるよう、信頼できるクリニックやドクターの選択が重要です。

ボトックス注射による副作用を防ぐ方法とは?

ボトックスで副作用が生じる原因は注射治療で起こり得る副作用、もしくは施術者によるミスがほとんどです。

注射治療で起こり得る副作用を防ぐには、過去にアレルギー反応を起こした製剤や自身の肌質を考慮しつつ、医師に相談して施術を問題なく受けられるか検討するしかありません。しかし、この方法を用いたとしても、副作用を完全に回避できるわけではないため注意してください。

施術者によるミスを防ぐためには、ボトックスの知識や経験が豊富な人に施術してもらうことは不可欠です。また、美意識や効果の度合いは人によって感じ方が違うため、カウンセリングの際には自分が目指すイメージを明確に伝える必要があります。

まとめ

ボトックス注射は美容医療において痛みが少なく、副作用の心配が少ない施術です。とはいえ、肌質や肌の状態によっては想定以上の副作用が起こることもあるので注意してください。施術後の副作用の例として、腫れや内出血、顔の左右非対称、皮膚のたるみなどが挙げられます。また、人によっては施術中に痛みを感じたり、想定していたような効果が得られなかったと感じたりするようです。

ボトックス注射を検討している方には表参道スキンクリニックがおすすめです。当院ではボトックスビスタ®という、アメリカやイギリスなど世界50カ国以上で承認されている製剤を使用しています。ボトックスビスタ®とはボツリヌス菌によって産生されるA型ボツリヌス毒素を成分とした筋弛緩剤です。ボトックスビスタ®は日本でも厚生労働省の承認を受けています。

当院では、医師、もしくは専門医の教育を受けたスタッフが肌状態を考慮しながら施術します。医療機関ならではの手厚いサポートを受けられるため、施術後の肌トラブルを最小限に抑えられるはずです。

また、当院は全室個室制です。そのため、プライバシーが確保されることはもちろん、施術をリラックスして受けられます。

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