プチ整形で大定番の二重整形(埋没法)を受ける前に押さえておくべきポイント
公開日:2023/06/15 更新日:2024/03/20
メスを使わず手軽に二重まぶたが手に入れられると人気の埋没法での二重整形。髪の毛よりも細い医療用の極細糸をつかって上まぶたを留めることで二重の食い込みをつくる施術法です。
「ダウンタイムの腫れはどのぐらい続く?」「埋没法でつくった二重の持続期間は?」など、埋没法の施術を受ける前に解消しておきたいさまざまな疑問について解説します。
Contents
二重整形(埋没法)のダウンタイム・腫れの程度
埋没法のダウンタイムは数日~1週間ほど。ダウンタイム中は赤みや熱感、腫れが出るため、想定しているよりも広い二重幅になりますが、腫れが落ち着くとともに希望の二重幅に近づきます。埋没法の腫れを早く落ち着かせるには、冷却が効果的です。
血流を促進しないよう、術後数日間は長時間の入浴を避け、シャワーで済ませるのがおすすめです。また、クリニックによっては腫れをおさえる薬を処方してくれるところもあるので、「できるだけダウンタイムを短くしたい」という人はカウンセリング時に相談しましょう。
二重整形(埋没法)でつくった二重の持続期間
埋没法でつくる二重整形は永久的に持続できるものではありません。結び目が緩んでしまったり、糸が切れてしまったりすることで元の状態に戻ってしまうことがあります。持続期間には個人差があり、1~2年で外れてしまう人から半永久的に二重の状態をキープできる人までさまざまです。
もしも埋没法を受けた後、「二重幅が狭くなった」「二重の線が薄くなった気がする」「まぶたが下がった」といった兆候があれば、それは留めた糸がゆるんでいるサインかもしれません。
糸が切れても痛みや違和感が少ないため放置してしまいがちですが、糸が取れてしまった状態は炎症を起こしてしまうリスクがあるため、サインが現れたら早めに医師に相談する必要があります。
埋没法でつくった二重まぶたを長持ちさせる方法
埋没法でつくった二重を長持ちさせるには、まず第一に目をこすらないこと。まぶたに負担をかけないよう、メイク落としの際にもやさしくオフするよう心がけましょう。
また、一点留めよりも二点留め、二点留めよりも三点留めといったように、留める糸を増やしたほうが持続力は高め。広めの二重幅を希望する人や、まぶたが厚い人は埋没法の糸が取れやすい傾向にあるため、切開法や自然癒着法など、他の方法での二重整形を検討するのもおすすめです。
いくらかかる?埋没法の価格
クリニックによっては「両目で一万円前後」といった破格が提示されていることもある埋没法。埋没法の価格は主に留める点数で決まります。まぶたが薄く一点留めのみで二重を形成できるケースもありますが、多くの人は一点で自然な二重をつくることはできず、二点・三点留めが一般的です。
なかには低価格プランで集客し、カウンセリング時に想定外の高額プランを勧めるクリニックも少なからずあります。施術の内容が納得できるものかどうかきちんと確認し、納得がいかなければ他のクリニックも検討するなど、慎重に決めるのが大切です。
埋没法を受ける前に知っておくべき注意点
埋没法を受ける前に覚えておきたいのが「埋没法は、3回以上の再施術はあまり推奨されない」ということ。糸が取れてしまった場合でも、無理に外すことで起こるトラブルを避けるため、まぶたの中に残った前回の糸は外さずそのままにするケースが少なくありません。
埋没法に使うナイロン糸は異物反応を起こしにくいのが特徴ですが、溜まっていけば異物感が現れたり、二重がうまくつくれなくなるということも起こりえます。そのため、埋没法で二重をつくってもすぐに取れてしまうという人は、埋没法以外の施術も視野に入れて考えて行く必要があります。
埋没法で希望通りの二重になるにはカウンセリングがとても重要
人気の埋没法ですが、埋没法だけでは希望通りの二重にならないケースもあります。たとえば蒙古ひだがある場合、目頭の二重幅が狭くなるため、蒙古ひだを取り除かないと自然な平行二重をつくることはできませんし、まぶたが重い人の場合、埋没法と同時にまぶたの脂肪を除去する施術が必要になることもあります。
このように、希望の二重をつくるには複合した施術が必要となるケースは少なくありません。より理想通りの目元をつくれるよう、カウンセリング時にしっかりと希望を伝え、どのような施術が必要になるのか確認しておくことが大切です。