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ニキビ跡ができる原因は?ニキビ跡の原因を予防方法とあわせて解説

公開日:2025/03/01   更新日:2025/03/13

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ニキビ跡とは、ニキビが治ったあとも肌に残り続ける赤み色素沈着ケロイドへこみなどのことを指す言葉です。ニキビが軽症の場合はニキビ跡を残すことなく治癒することもありますが、ニキビの程度や肌の状態によっては、いつまでも肌に残り続けるニキビ跡になってしまうことが少なくありません。ニキビ跡ができる原因や、ニキビ跡になりやすいニキビの特徴、なるべくニキビ跡を残さない予防方法について解説します。

ニキビがニキビ跡として残ってしまう原因

ニキビ跡は、ニキビが炎症を起こし、肌の真皮層皮下組織にまでダメージが及んでしまうことで起こります。色素沈着赤みのあるニキビ跡として残ってしまった場合、肌のターンオーバーが正常であれば半年ほどの期間で自然と薄くなっていくケースもありますが、肌のターンオーバーが乱れてしまっている場合は、治癒することなく肌にニキビ跡として残り続けてしまいます。

ニキビ跡になりやすいニキビの特徴

ニキビには、ニキビ跡として肌に残りやすいものとそうでないものがあります。ニキビ跡として残りやすいのは、炎症を起こして赤く腫れあがった「赤ニキビ」と、赤ニキビがさらに悪化し、膿がたまってしまった状態の「黄ニキビ」、毛穴の深いところに膿と血液がたまって紫色のアザのような状態を形成している「紫ニキビ」の3種です。毛穴に皮脂が詰まってしまった状態の「白ニキビ」や、白ニキビが酸化した「黒ニキビ」の状態で適切なケアを行えば、ニキビ跡を残すリスクを大幅に減らすことができます。

ニキビ跡を残しやすい肌タイプ

ニキビというと脂性肌の方にできやすいイメージがありますが、乾燥肌敏感肌の方の方が、ニキビ跡を残しやすいという傾向があります。乾燥肌敏感肌タイプの方は肌のバリア機能が弱く、ニキビの炎症による影響が強く表れやすい傾向にあり、色素沈着クレーターを残しやすいため注意が必要です。脂性肌の方も、乾燥肌敏感肌の方も、ニキビを作らない・ニキビ跡を残さない健やかな肌を目指すのであれば、肌質改善にトライするのがおすすめです。

ニキビ跡の予防方法

ニキビ跡を予防するために最も大切なのは、できるだけ早くニキビの炎症を抑えることです。ニキビは潰してしまえば早く治る」と思っている方が少なからずいますが、衛生的な環境で適切に処置を行わないと、かえって炎症を悪化させてしまったり、周りの組織にダメージを与えてしまう原因になりかねません。ニキビができてしまった場合は、セルフケアで解決しようとせず、できるだけ早く皮膚科美容皮膚科で治療を受けましょう。

表参道スキンクリニックでは、毛穴の皮脂を押し出すことでニキビの早期治癒を目指すコメド圧出や、ダーマペンなどのニードル治療アクネ菌の殺菌効果が期待できるBBL光治療外用薬内服薬の処方などで、できてしまったニキビにアプローチを行っています。

ニキビ跡を残さないためには原因の解消が大切

ニキビ跡は、ニキビによる炎症と、肌のターンオーバーの乱れによって肌に残っていきます。ニキビをニキビ跡として残さないようにするには、セルフケアで対処しようとせず、皮膚科や美容皮膚科でできるだけ早く治療することや、ニキビができにくい肌づくりに取り組むことがおすすめです。表参道スキンクリニックでは、美容皮膚科として進行中のニキビ治療はもちろん、できてしまったニキビ跡へのアプローチ、肌質改善治療など、患者様に合わせた適切な肌治療を行っています。ニキビやニキビ跡のお悩みはぜひ一度カウンセリングでご相談ください。

本ページの監修医師

江原 真貴子医師

経歴

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

称号・資格

日本形成外科学会認定専門医

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