しわ治療を始める前に。知っておきたいしわの種類と特徴を解説
公開日:2024/10/12 更新日:2024/11/05
鏡や窓に映った自分の顔に気になるしわを見つけたことはありませんか。しわには種類があり、その種類によって適切な治療方法が異なります。しわ治療を始めるその前に、知っておきたいしわの種類と特徴、治療方法について解説します。
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しわの種類と特徴
しわは、その特徴によって、以下の4種類に分類されます。
ちりめんじわ
ちりめんじわは、肌の表面に細かくできるしわを指します。
しわといえば加齢によってあらわれるイメージがありますが、ちりめんじわは乾燥や紫外線ダメージによってあらわれるため、比較的若年層の肌にもあらわれるのが特徴です。乾燥しやすく皮ふが薄い目もとや口もとにあらわれやすいという特徴があります。
表情じわ
表情じわは、眉間にしわを寄せる、目元に力を入れて笑うなど、表情のくせによってあらわれるしわを指します。
表情じわは、年齢とともに肌のハリや弾力を担うコラーゲンやエラスチンが減少していくことで肌にあらわれやすくなるため、若いころは見えなかった表情じわが歳を重ねるにつれて表にあらわれていきます。
たるみじわ
たるみじわは、肌のたるみによって形成されるしわを指します。
目の下のくぼみや首の下、ほうれい線など、加齢の象徴的なパーツにあらわれやすいため、見た目年齢に大きく影響をおよぼすしわのひとつです。
真皮じわ(小じわ)
額に深く刻まれたしわ、目の下のくぼみなどなど、真皮層にまで到達した深いしわを指します。他のしわよりも改善が難しいため、改善を希望する場合は美容クリニックにご相談ください。
種類別しわの治療方法
しわの原因は、肌の乾燥や紫外線による肌ダメージの蓄積、加齢によるハリ・弾力の低下、たるみなどさまざまです。
ちりめんじわのような表皮に表れたしわであれば、スキンケアの見直しなどで多少の改善は見込める可能性がありますが、しわをしっかりと改善したいのであれば美容医療による治療が適切です。しわの種類別の治療方法は以下の通りです。
ちりめんじわの治療方法
皮ふの表面にできたちりめんじわを改善するには、ヒアルロン酸注入による治療や医療HIFUによる引き締めが適しています。ヒアルロン酸注入では肌にボリュームを与えることで、ちりめんじわを解消することができます。
さらに昨今では、ヒアルロン酸製剤と同じフィラータイプの注入剤で、肌の水分量を高め、ハリ感のある肌へ導いてくれる「プルリアルデンシファイ」という肌育注射もちりめんじわ改善治療として注目を集めています。
当院では、2024年8月より、表参道院と大阪院に先行導入している治療方法です。
表情じわの治療方法
表情じわは、筋肉のはたらきを抑え、表情の癖を緩和するボトックス注射によって改善します。特に眉間にしわが寄りやすい方、あごの梅干しじわができやすい方などに適している治療方法です。コラーゲンやエラスチンの減少による肌のしぼみが気になる場合は、同時にヒアルロン酸などの注入治療を行うことで、ふっくらと若々しい肌を目指すことができます。
たるみじわの治療方法
たるみじわは、しわの原因となっているたるみを解消する治療を行います。フェイスラインのたるみによりほうれい線が気になる場合は糸リフトやトータルフェイスリフトによる引き上げ治療、下まぶたのたるみを改善する下眼瞼脱脂(かがんけんだっし)術といった外科治療など、たるみが発生しているパーツによって治療方法が異なります。
真皮じわの治療方法
真皮じわは、肌の深部にあるコラーゲンやエラスチンが減少し、弾力やハリが失われることで起こります。ヒアルロン酸注入などで物理的にボリュームアップすることもできますが、プルリアルデンシファイによる肌育など、肌そのものを修復する治療でじっくりと肌を育てていくのもひとつの選択肢です。
気になるしわの悩みは美容クリニックへ
しわが気になり始めたら、それは美容医療のはじめどきかもしれません。しわの種類によって適切な治療方法は異なりますので、まずは自分のしわがどのタイプなのか、カウンセリングでチェックするところからはじめてみませんか。
表参道スキンクリニックでは、肌のお悩みをうかがい、さまざまな治療方法から患者様に合わせた治療をご提案しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。