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肝斑や色素沈着特化のピーリング「リバースピール」ってどんな肌治療?

公開日:2024/09/14   更新日:2024/10/01

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レーザートーニングや外用薬など、さまざまな治療方法がある肝斑治療。ですが、人によっては「なかなか効果が得られない」「治ったと思ったら再発してしまった」という方も少なくありません。

リバースピールは、肝斑やシミニキビ跡などの色素沈着のお悩みに特化した新しいピーリング治療です。リバースピールの特徴や治療の流れ、効果的な治療頻度などについて解説します。

リバースピールの特徴は?

リバースピールは、3種類の薬剤を使用することで、肝斑・色素沈着の原因であるメラニン生成を改善するピーリング治療です。

皮ふの表皮から深層にかけてアプローチするのではなく、深層から表皮にかけて逆方向にはたらきかけるのが特徴です。肌深部のメラニン生成を抑制してから表皮のメラニンを破壊するため、肌表面にでてくる色素沈着を緩和し改善する効果が期待できます。

リバースピールが向いている人は?

リバースピールこのような人におすすめです。

  • 肝斑や肌の色素沈着が気になる
  • レーザーによる肝斑治療で効果が実感できなかった
  • 肌のくすみやニキビ跡が気になる
  • 一度治ったと思っていた肝斑が戻ってしまった経験がある
  • ダウンタイムのない肝斑治療を選択したい

肌への負担が少ないピーリング治療ですので、これまでの肝斑治療ではうまく効果が表れなかったという方や、刺激の少ない肌治療を受けたいという方に特に適している治療です。

リバースピールの治療方法

リバースピールの治療は医師による診察後、以下の3種類の薬剤を順に塗布するかたちで行います。

STEP.1 コラーゲンピール(マッサージピールPRX-T33)

コラーゲンピールの生成、皮ふのターンオーバー促進に効果的なトリクロロ酢酸創傷治癒効果を持ち、トリクロロ酢酸の刺激を抑える低濃度過酸化水素、くすみ改善に効果的なコウジ酸が含まれた「コラーゲンピール」を1剤として塗布します。塗布後はていねいに拭き取りを行います。

STEP.2 リバースピール①

肌の深部にあるメラニンに効果を発揮する高濃度乳酸・フィチン酸を成分とした薬剤を2剤として塗布します。塗布は全顔ではなく、くすみやシミ、肝斑が気になる部分にスポットで行います。塗布後はていねいに拭き取りを行います。

STEP.3 リバースピール②

肌の浅層にあるメラニンに効果を発揮するヒドロキシ酸とフィチン酸を成分とした薬剤を3剤として塗布します。2剤と同じく、気になるスポットにのみ塗布を行い、塗布後は拭き取ります。

リバースピールを受ける頻度は?

表参道スキンクリニックでは、リバースピールの効果をしっかり実感いただくために、二週間に一度の治療を5回ほど継続して行うことをおすすめしています。

一度の治療でも肌がワントーン明るくなったように感じたり、色素沈着や肝斑が薄くなったと感じられる方もいますが、根深い肝斑などの場合は、継続して治療を受けていただいたほうが効果を実感しやすくなります。

リバースピールを受けるうえでの注意点

リバースピールはダウンタイムや副作用が表れにくい肌治療ですが、通常のピーリング治療と同様に、治療後の肌はとてもデリケートで肌ダメージを受けやすい状態になっています。

治療後はゴシゴシと肌をこするような摩擦は避け季節を問わずUVケアをしっかりと行いましょう。

治療後はすぐにメイクが可能ですが、メイク落としの際に摩擦による負担をかけてしまわないよう、落としやすいメイクを行うのもおすすめです。

肌へのダメージは抑えつつ、深層から浅層までしっかりとメラニンをオフしてくれると話題のリバースピール。肝斑や色素沈着の治療をご希望の方はぜひ一度お問い合わせください。

本ページの監修医師

江原 真貴子医師

経歴

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

称号・資格

日本形成外科学会認定専門医

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