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顔立ちを変えるボトックスとヒアルロン酸注入法について知っておきたい効果と持続期間

公開日:2023/09/21   更新日:2025/10/06

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気になるシワや顔立ちのコンプレックスを注射による注入だけで改善してくれると人気のヒアルロン酸ボトックス。それぞれの効果やダウンタイム、持続期間など、ヒアルロン酸ボトックスの違いについて解説します。

ヒアルロン酸とボトックスの効果は?

ヒアルロン酸ボトックスはいずれも極細の針で気になるパーツに直接注入することで効果を発揮してくれる薬剤ですが、それぞれ得意分野が異なります。

ヒアルロン酸の効果

ヒアルロン酸はジェル状の薬剤で、気になるパーツにボリュームをプラスしたいときに適しています。浅めのしわの改善や、頬・こめかみのくぼみの改善、オルチャンおでこのような丸みのある額の形成や涙袋形成、唇のボリュームアップなど、メスを使わずに改善することができます。
また、ヒアルロン酸の場合は注入を受けながらかたちを確認することができるので「涙袋をもう少しふっくらさせたい」など、注入量を調整しやすいのも魅力です。

ボトックスの効果

ボトックスボツリヌス菌由来のボツリヌストキシンを主成分にした薬剤で、過剰な筋肉のはたらきをゆるめたいときなどに適しています。
おでこや眉間に刻まれた深い表情じわの改善や、食いしばりなどが原因で発達しすぎたエラ張り解消、ガミースマイルの改善などのほか、わきの汗腺(エクリン汗腺)を麻痺させることで汗を抑える汗止め注射としても使われています。
ボツリヌス菌由来の薬剤と聞くとちょっと怖いと感じるかもしれませんが、欧米では偏頭痛の治療にも使われているポピュラーな薬剤です。

ヒアルロン酸とボトックスの持続期間

ヒアルロン酸ボトックスはともに体内に吸収される薬剤で、時間の経過とともに効果は薄れていくのが一般的です。それぞれの持続期間は次のとおりです。

ヒアルロン酸の持続期間

ヒアルロン酸の持続期間はヒアルロン製剤の種類や注入部位によって異なりますが、半年から一年ほどのあいだに徐々に体内に吸収されていくのが一般的です。目もとや口もとなど、よく動くパーツに注入したヒアルロン酸は吸収されやすい傾向にある場合があります。
また、柔らかなジェル状のヒアルロン酸よりも硬い(粘度が高い)ヒアルロン酸のほうが持続期間は長めです。ヒアルロン酸による効果をキープするためには再度の注入が必要となる場合があります。

ボトックスの持続期間

ボトックスの持続期間はヒアルロン酸よりも短くおよそ3~4ヵ月ほど。定期的に注入を受けることで部位によっては効果が持続しやすくなることがあります。前回の注入から2週間~3ヵ月あければ再度注入可能です(推奨する間隔はクリニックによって異なります)。
ボトックスは熱に弱いため、サウナや過度な入浴、飲酒などは極力避けたほうが効果が持続しやすくなる傾向があります。注入した部位を強くこすったりマッサージしたりしてしまうと薬剤の成分が定着せず、効果が薄れてしまう可能性があるので要注意です。

【まとめ】ヒアルロン酸とボトックスは併用も可能

ヒアルロン酸ボトックス同時施術が可能です。むしろ相乗効果で持続期間が多少長くなる効果も期待できると考えられています。また、表参道スキンクリニックでは、アラガン社ヒアルロン酸ボトックスを使用しておこなうアンチエイジング治療「ビスタシェイプ」の施術も推奨しています。
ビスタシェイプでは顔全体を立体的にとらえ、最小限のヒアルロン酸ボトックスをつかって顔全体のしわやたるみを改善する施術です。年齢を重ねたことによるしわ・たるみが気になるけれど、メスを使う施術はしたくないという方は、ぜひご相談ください

本ページの監修医師

江原 真貴子医師

経歴

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

称号・資格

日本形成外科学会認定専門医

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