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年齢よりも老けて見える原因に。顔のコケやへこみの解消に効果的なアンチエイジング治療は?

公開日:2025/08/24   更新日:2025/08/27

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疲れた印象に見える、実年齢よりも老けて見えるなど、顔にネガティブな印象を与える顔のコケやへこみ。顔のコケやへこみが起こるメカニズムと、コケ・へこみを解消するのにおすすめの美容医療メニューについて解説します。

顔のコケ・へこみが起こる原因

顔のコケやへこみにはさまざまな原因があります。コケやへこみは加齢によって起こりやすいものではありますが、生活習慣や姿勢、急激な体重変化なども原因のひとつとなります。

骨密度の低下

年齢を重ねると骨が少し縮む「萎縮現象」が起こります。皮ふに対し骨ばかりが縮むので、皮ふがあまり、へこんで見えることがあります。

脂肪の減少

加齢や急激なダイエットなどが原因で顔の脂肪が失われると、皮ふがあまって垂れ下がることからコケやへこみとしてあらわれます。また、メーラーファット除去などの脂肪除去手術や脂肪吸引、過度なHIFU治療などが原因で脂肪が減少した場合も、顔のコケの原因となることがあります。

肌のハリの減少

コケやへこみの直接的な原因ではないものの、加齢やターンオーバーの乱れなどさまざまな理由で肌のハリや弾力が失われてしまうことも、顔がコケて見える原因になることがあります。

骨格によるもの

面長の方や頬骨が突出している方など、骨格によっては人よりもコケやへこみが目立ちやすいという方もいます。

コケやへこみの改善におすすめの美容医療

顔のコケやへこみを解消するには「埋める」「土台を整える」治療が効果的です。

ヒアルロン酸注入

軽度なコケ・へこみであればヒアルロン酸注入によって「埋める」治療が効果的です。ヒアルロン酸注入による治療では、ゲル状の製剤を注入することで即時的にへこみを解消できるので、即効性を求める方や、比較的手ごろな価格でへこみを治療したい方に適しています。

使用するヒアルロン酸製剤の種類や注入部位によっても異なりますが、持続期間は9ヵ月~1年半程度ですので、へこみのない状態をキープするには定期的な注入が必要となります。

自己脂肪注入

自己脂肪注入は、その名のとおり太ももなどから自身の脂肪を採取し、顔のへこみやコケ、くぼみなどに注入する治療法です。時間とともに吸収されてしまうヒアルロン酸注入と違い、生着した脂肪は半永久的に「埋める」効果を発揮してくれるのが自己脂肪注入の魅力です。

自己脂肪注入の場合、ヒアルロン酸よりも粒子が大きく凹凸ができやすいため注入量に注意が必要であることや、脂肪の生着率には個人差があるため、経験豊かな医師のもと調整しながら慎重に注入を受ける必要があります。

肌育注射

リジュランやキウセラなどの薬剤を肌に注入することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進する「肌育注射」による土台づくりもへこみの治療には効果が期待できます。特に、「肌のハリが失われていることで顔がコケて見えている」という方や、「肌全体がしぼんだような印象になっている」という方に適しています。

顔のコケ・へこみの改善は美容クリニックへ

昔と比べて顔のコケが気になるという方や、顔のハリ感がなくなりへこみが目立つようになってきたという方は、ぜひ一度カウンセリングでご相談ください。コケやへこみを改善するのに最適な手段を医師がご提案させていただきます。

本ページの監修医師

江原 真貴子医師

経歴

所属学会

日本美容外科学会(JSAPS)

日本形成外科学会

日本美容皮膚科学会

称号・資格

日本形成外科学会認定専門医

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