美容クリニックで処方される薬が欲しい!施術なしで薬だけもらうのはOK?
公開日:2024/06/29 更新日:2024/07/25
美容クリニックでは、肌治療に必要な内服薬や外用薬の処方を受けることが可能です。肌治療とセットで処方を受けるのが一般的ですが、「薬だけ処方してほしい」という人もいるのではないでしょうか。美容クリニックで薬だけ処方してもらうことは可能なのか解説します。
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美容クリニックで薬だけ処方してもらうことは可能?
美肌づくりのための内服薬や塗り薬、ドクターズコスメなど、美容クリニックではさまざまな薬を購入することが可能です。美容クリニックで処方される薬は医師による診察が必要で、ドラッグストアなどで市販されている商品と比べると、配合される成分の種類や量に差があるため、「美肌のための薬は美容クリニックで購入したい」という人は少なくありません。
肌治療などのメニューとセットで薬の購入をするのが一般的ではあるものの、薬だけの購入ももちろんOK。近年では、美容内服薬をオンライン診療で処方するクリニックも増えてきています。
肌治療に人気の美容クリニック処方薬
肌トラブルの予防や治療のために美容クリニックでよく処方されている薬には次のようなものがあります。
トラネキサム酸
シミの改善に効果があるとして厚生労働省に認可されている成分です。
トラネキサム酸には、シミやくすみの原因となるメラニン色素を生成するメラノサイトのはたらきを抑制する興亜kが期待できます。紫外線によるシミやくすみ、肝斑などのほか、炎症後に起こる色素沈着の予防・改善にも効果があるとされています。
シナール配合錠
アスコルビン酸を主成分にパントテン酸カルシウムを配合した内服薬です。シミの原因となるメラニン色素が生成されるのを抑制するとともに、メラニン色素の還元を促進することでシミを徐々に薄くする効果が期待できます。肌が“白なる”がシナールという名称の由来といわれている、美白のための内服薬です。
ユベラ錠
ビタミンE(トコフェロール)を有効成分とする内服薬です。強い抗酸化作用があり、肌の細胞膜の酸化を抑えることで、肌の老化を予防してくれる効果が期待できます。また、肌のターンオーバーを正常に導くことで、肌のバリア機能を高めてくれるのもポイントです。シナール配合錠などのビタミンCと一緒に摂ることで抗酸化作用に対する相乗効果が期待できます。
ベピオゲル
ベピオゲルは、過酸化ベンゾイルを成分とした外用薬(塗り薬)です。過酸化ベンゾイルは、アクネ菌などの細菌に対する抗菌作用がある成分で、炎症を起こした赤ニキビやコメド(白ニキビ、面ぽう)、黒ニキビの改善に効果があります。また、ベピオゲルにはピーリング作用もあるため、毛穴の詰まりを解消し、ニキビそのものを予防する効果も期待できます。
ドクターズコスメ
美容クリニックでは多くの場合、クリニックのみで購入することができる「ドクターズコスメ(医療機関専売品)」の取り扱いがあります。ドクターズコスメには、ゼオスキン、ナビジョンDR、エンビロンなどのスキンケアブランドがあり、取り扱い商品はクリニックにより異なります。
美容クリニック処方薬の注意点
美容クリニックでは、薬のみの処方も可能ですが、必ず医師による診察が必要です。また、薬の購入だけ行いたい場合でも、初診料や診察料がかかるのが一般的です。
美容クリニックで処方される薬には副作用があるものや、服用方法や服用量に注意が必要なものもあるため、医師の指導のもと、正しく服用する必要があります。オンライン診療による処方を可能としているクリニックもありますが、最初の処方は対面で肌の状態を診察してもらったうえで処方してもらうのがベターです。
表参道スキンクリニックでは、「薬だけ処方してほしい」という方も歓迎です。LINEの友だち登録で初診料が無料になるキャンペーンも行っていますので、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。