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上顎前突症(出っ歯)
下顎の骨に対して上顎の骨が前方へ突き出ている状態のことで、「出っ歯」と表現されることもあります。口元が前に出ていて、口が閉じにくいなどの症状が見られます。歯茎の骨は正常で、歯だけが前に出ている場合もあります。
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下顎前突症(受け口)
上顎の骨に対して下顎の骨が大きい状態のことで、「受け口」と表現されることもあります。下顎が前に出ている印象となることで実際には陥没していないものの、相対的に顔の中央部が凹んでいるようにみえることがあります。
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上下顎前突症
上下の顎の骨や前歯が前歯が前に傾いて、上下の口唇が前に飛び出した状態です。口もとが突き出る、噛んだ時に前歯に隙間が空く、口が閉じない、相対的に鼻が低く見える、オトガイ部が後退して見える等の症状が挙げられます。
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小下顎症
下顎の骨が十分に発達せず、上顎の骨に対して下顎の骨が後退している状態です。小さな顎に一般的な大きさの歯が並ぶため、歯並びが凸凹になりやすい傾向があります。オトガイ(あごの先端)が小さい場合にも現れる症状です。
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開咬症
奥歯をしっかりと噛み合わせていても、上下の前歯が噛み合わずに空間ができている状態です。前歯で食べ物を上手く噛み切れなかったり、正しい発音がしにくいことがあります。この症状は「オープンバイト」とも呼ばれます。
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上顎後退症
上顎の骨が低成長のため上顎が陥凹したように見える状態です。下顎の歯列が上顎の歯列に対して前方で噛み合っているのが特徴です。顔が短い感じがする、笑顔のとき上の歯が隠れていてよく見えないなどの症状が挙げられます。
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顔面非対称症
文字通り、上顎骨と下顎骨のずれによって顎が左右非対称になっている状態です。非対称症の場合、上下の歯が対応していないため歯並びに大きなずれが起こります。また、顎がアンバランスなため顔にゆがみが生じます。
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ガミースマイル
笑ったときに上の歯だけでなく、上顎歯茎部分が大きく見えすぎてしまう状態です。上顎前突(出っ歯)や、上顎の骨が縦に長い場合に症状が出やすくなります。口もとを気にして笑顔になることを躊躇してしまうこともあります。