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絶対に残したくないニキビ&ニキビ跡。美容医療での治療方法は?

繰り返す大人ニキビや、それに伴ってできてしまったニキビ跡のお悩み。進行中のニキビもニキビ跡も、しっかりと治したいなら頼りたいのは美容医療です。ニキビ、ニキビ跡に効果的な美容医療による治療方法について解説します。
Contents
進行中のニキビに効果的な美容医療
皮脂が詰まった白ニキビや、皮脂が酸化した黒ニキビ、炎症を起こした赤ニキビ、膿が詰まった黄ニキビなど、ニキビにはさまざまなタイプがあります。白ニキビや黒ニキビであれば、無理に潰そうとせずに肌を清潔に保っていれば自然治癒することもありますが、赤く炎症を起こしたり、膿がたまった状態まで進行している場合は、皮膚科や美容皮膚科で治療を受けることをおすすめします。
コメド圧出
古い皮脂が詰まってしまっている白ニキビや黒ニキビに効果的な方法です。ニキビの原因であるコメド(面ぽう)を取り除くことでニキビの進行を抑える効果が期待できます。ニキビを早く治したい方や、同じ部位にばかりニキビができるという方におすすめです。
専用の器具で押し出すほか、レーザーによって小さな孔をあけて除去する方法もあります。
BBL光治療
マイルドな光の波長を照射することで、ニキビの原因となるアクネ菌の殺菌や、炎症を抑える効果が期待できる肌治療です。赤みが残るタイプのニキビ跡治療にも効果的です。
ケミカルピーリング
アクネ菌を殺菌する作用のほか、古い角質を除去することでニキビができるのを防ぐ効果があります。ただし、ピーリング治療は肌の炎症が激しい場合は刺激になってしまうリスクもあるため、医師により肌の状態を見極めてから行う必要があります。
外用薬・内服薬
ニキビ治療では多くの場合、外用薬や内服薬を併用します。処方される外用薬はニキビの状態によって異なり、毛穴詰まりによるニキビ(白ニキビ、黒ニキビ)の治療にはディフェリンゲル(アダパレン)やベピオゲル(過酸化ベンゾイル)などが選択されます。炎症を起こしている赤ニキビには、毛穴詰まりを解消する薬と合わせて抗生物質の併用を行います。内服薬には、抗生物質のほか、漢方薬、ビタミン剤などが処方されます。
ニキビ跡に効果的な美容医療
炎症がそのまま赤みとなって残ってしまう「赤みタイプ」や、ニキビ跡がそのままシミのように残ってしまう「色素沈着タイプ」、凹凸が残る「クレータータイプ」、ケロイド状に皮ふが盛り上がってしまう「ケロイドタイプ」など、ニキビ跡にもさまざまなタイプがあります。必要な治療はニキビ跡のタイプによって異なるため、目的に合わせて治療を選択していくことが大切です。
フォトフェイシャルM22
赤みの残るニキビ跡におすすめの治療方法です。顔の表面に広がった毛細血管を収縮させる効果が期待できるので、ニキビ跡による赤みを目立ちにくくする効果が期待できます。
Co2フラクショナルレーザー
クレータータイプのニキビ跡やケロイドタイプのニキビ跡におすすめの治療方法です。肌に微細な穴をあけ、その修復作用によって皮ふの状態を改善へ導く効果が期待できます。
エリシスセンス、ポテンツァ
すべてのニキビ跡におすすめの治療方法です。極細の針で肌の表面に穴をあけ、さらに針先から熱エネルギーを照射することで皮ふの表面と深部にはたらきかけることで皮ふの再生を促進します。ニキビができる原因となる皮脂の分泌バランスを整えるはたらきも期待できるため、治療後にはニキビができにくくなるという予防効果も期待できます。
ニキビ・ニキビ跡のお悩みは美容皮膚科へ
進行中のニキビや、できてしまったニキビ跡は、美容医療による肌治療が改善の近道です。軽度のニキビであれば一般皮膚科でも治療は可能ですが、進行してしまったニキビや半年以上消えずに残っているニキビ跡は、美容皮膚科による肌治療でなければ改善しないケースがほとんどです。表参道スキンクリニックでは、患者様の肌の状態を画像診断し、さまざまな治療から適切な肌治療をご提案しています。ニキビやニキビ跡にお悩みがある方はぜひ一度カウンセリングにお越しください。